一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17121	釣人の小だてにとりし芒哉	つりびとの　こだてにとりし　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化10	582
17122	のらくらに寒をし(ふ)る芒哉	のらくらに　さむさをしふる　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化10	582
17123	餅つくや芒の中のいく在所	もちつくや　すすきのなかの　いくざいしょ	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化10	582
17124	油断すな～とやすゝき吹	ゆだんすな　ゆだんすなとや　すすきふく	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化10	582
17125	我庵の太刀より切る芒かな	わがいおの　たちよりきるる　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化10	582
17126	入相をふはりとうける芒哉	いりあいを　ふわりとうける　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化11	582
17127	雷をまねき落した芒哉	かみなりを　まねきおとした　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化11	582
17128	鶴の間も亀も皆～芒哉	つるのまも　かめもみなみな　　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化11	582
17129	山（の）児や芒のきずもまめの数	やまのこや　すすきのきずも　まめのかず	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化11	582
17130	一雨を招（き）当たる芒哉	ひとあめを　まねきあてたる　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化１２	582
17131	今の世は芒も縞を吹れけり	いまのよは　すすきもしまを　ふかれけり	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化13	582
17132	はやるとて芒も縞を吹れけり	はやるとて　すすきもしまを　ふかれけり	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化１３	582	異
17133	縞もしま大名じまの芒哉	しまもしま　だいみょうじまの　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化13	582
17134	あだち原芒も人を切にけり	あだちはら　すすきもひとを　きりにけり	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化14	582
17135	此上に貧乏まねくな花芒	このうえに　びんぼうまねくな　はなすすき	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化14	582
17136	芒からにょっと出たる坊主哉	すすきから　にょっといでたる　ぼうずかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化14	582
17137	穂芒に《赤》昔赤鬼出たとさ	ほすすきにあか　むかしあかおに　いでたとさ	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	七番日記	文化14	582
17138	花ならばなほ引立ん縞芒	はなならば　なおひきたてん　しますすき	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	八番日記	文政2	582
17139	一念仏申（す）程して芒哉	ひとねぶつ　もうすほどして　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	八番日記	文政2	582
17140	一念仏申すだけしく芒哉	ひとねぶつ　もうすだけしく　すすきかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）	だん袋他		582