一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17561	茹栗や胡坐功者なちいさい子	ゆでぐりや　あぐらこうしゃな　ちいさいこ	4秋	植物	栗	七番日記	文化13	596
17562	大栗やとげの中にも虫の住	おおくりや　とげのなかにも　むしのすむ	4秋	植物	栗	七番日記	文化14	596
17563	拾はれぬ栗がざつくりざくり哉	ひろわれぬ　くりがざっくり　ざくりかな	4秋	植物	栗	七番日記	文化14	596
17564	二子栗仲よく別ろと計に	ふたごぐり　なかよくわけろと　ばっかりに	4秋	植物	栗	七番日記	文化14	596
17565	いが栗のいが出ぬうちは見事也	いがくりの　いがでぬうちは　みごとなり	4秋	植物	栗	七番日記	文政1	596
17566	妹が子にそれゆづるぞよ杓子栗	いもがこに　それゆずるぞよ　しゃくしぐり	4秋	植物	栗	七番日記	文政1	596
17567	落栗や先へ鳥に拾はるゝ	おちぐりや　さきへからすに　ひろわるる	4秋	植物	栗	七番日記	文政1	596
17568	落栗や島に先へ拾はるゝ	おちぐりや　しまにさきへ　ひろわるる	4秋	植物	栗	七番日記	文政１	596
17569	落栗や叉旅人に拾はるゝ	おちぐりや　またたびびとに　ひろわるる	4秋	植物	栗	希杖本		596
17570	栗の虫どこ（へ）たのみに行畳	くりのむし　どこへたのみに　ゆくたたみ	4秋	植物	栗	七番日記	文政1	596
17571	三度栗おがむ握しへ落にけり	さんどぐり　おがむこぶしへ　おちにけり	4秋	植物	栗	七番日記	文政1	596
17572	山栗の飯祝るゝ都かな	やまぐりのめし　いわわるる　みやこかな	4秋	植物	栗	七番日記	文政1	596
17573	山寺や畳の上の栗拾ひ	やまでらや　たたみのうえの　くりひろい	4秋	植物	栗	七番日記	文政1	596
17574	迹の人三ッ栗三ッひろひけり	のちのひと　みつぐりみっつ　ひろいけり	4秋	植物	栗	八番日記	文政2	597
17575	剰（へ）二子なりけりすがれ栗	あまつさへ　ふたごなりけり　すがれぐり	4秋	植物	栗	八番日記	文政2	597
17576	剰（へ）三ツ子なりけりすがれ栗	あまつさへ　みつごなりけり　すがれぐり	4秋	植物	栗	梅塵八番		597	異
17577	大きさや人の拾ひし栗のいが	おおきさや　ひとのひろいし　くりのいが	4秋	植物	栗	八番日記	文政2	597
17578	大栗は猿の薬礼と見へにけり	おおぐりは　さるのやくれいと　みえにけり	4秋	植物	栗	八番日記	文政2	597
17579	落る葉もちら（り）ほふ（り）やすがれ栗	おちるはも　ちらりほらりや　すがれぐり	4秋	植物	栗	八番日記	文政2	597
17580	流るゝに苦はなかりけり栗ならば	ながるるに　くはなかりけり　くりならば	4秋	植物	栗	八番日記	文政2	597