一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17621	うら壁に打つける也峰の栗	うらかべに　うちつけるなり　みねのくり	4秋	植物	栗	文政句帖	文政5	598
17622	栗拾ひねん～ころり云ながら	くりひろい　ねんねんころり　いいながら	4秋	植物	栗	文政句帖	文政5	598
17623	まけ（ぬ）きに栗の皮むく入歯哉	まけぬきに　くりのかわむく　いればかな	4秋	植物	栗	文政句帖	文政5	598
17624	焼栗に必隣る茶の子哉	やきぐりに　かならずとなる　ちゃのこかな	4秋	植物	栗	文政句帖	文政5	598
17625	やき栗の成る木もあらん御寺哉	やきぐりの　なるきもあらん　おてらかな	4秋	植物	栗	文政句帖	文政5	598
17626	焼栗もにくい方へはとばぬ也	やきぐりも　にくいほうへは　とばぬなり	4秋	植物	栗	文政句帖	文政5	598
17627	ゆで栗や入り坐敷より寝ばけ客	ゆでぐりや　いりざしきより　ねぼけきゃく	4秋	植物	栗	文政句帖	文政5	598
17628	ゆで栗や夜番の小屋の俄客	ゆでぐりや　よばんのこやの　にわかきゃく	4秋	植物	栗	文政句帖	文政5	598
17629	竈の栗者ども来よとはねる也	かまのくり　ものどもこよと　はねるなり	4秋	植物	栗	文政句帖	文政6	598
17630	あくせくと起せば殻よ栗のいが	あくせくと　おこせばからよ　くりのいが	4秋	植物	栗	文政句帖	文政7	598
17631	大栗や流れとゞまるばゝの前	おおぐりや　ながれとどまる　ばばのまえ	4秋	植物	栗	文政句帖	文政7	598
17632	おち捨の栗にてぬかる木そ路哉	おちすての　くりにてぬかる　きそじかな	4秋	植物	栗	文政句帖	文政7	598
17633	栗とんで惣鶏のさはぎ哉	くりとんで　そうにはとりの　さわぎかな	4秋	植物	栗	文政句帖	文政7	598
17634	さく～と栗でぬかるや木曽の山	さくさくと　くりでぬかるや　きそのやま	4秋	植物	栗	文政句帖	文政7	598
17635	そと置て子に捨ろはすや栗庭	そとおいて　こにひろわすや　くりのにわ	4秋	植物	栗	文政句帖	文政7	598
17636	夜咄の下へゆで栗小粒也	よばなしの　したへゆでぐり　こつぶなり	4秋	植物	栗	文政句帖	文政7	598
17637	おち栗や足で尋る夜のみは	おちぐりや　あしでたずねる　よるのみは	4秋	植物	栗	文政句帖	文政8	598
17638	栗番や只（有）体を大の声	くりばんや　ただありていを　だいのこえ	4秋	植物	栗	文政句帖	文政8	598
17639	栗虫のくりを出歩行栄よう哉	くりむしの　くりをであるく　ええうかな	4秋	植物	栗	文政句帖	文政8	598
17640	子どもらや鳥も交る栗拾ひ	こどもらや　からすもまじる　くりひろい	4秋	植物	栗	文政句帖	文政8	598