一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17721	茸さへ蠅をとるのに白髪哉	きのこさえ　はえをとるのに　しらがかな	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政5	601
17722	辷りても只は起ぬや木の子がり	すべりても　ただはおきぬや　きのこがり	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政5	601
17723	先達の手首尾わるさや茸山	せんだつの　てしゅびわるさや　きのこやま	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政5	601
17724	茸狩やお（の）がおちたるおとし穴	きのこがりや　おのがおちたる　おとしあな	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政5	601
17725	鶏のかき出したる茸かな	にわとりの　かきいだしたる　きのこかな	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政5	601
17726	此おくは魔所とや立る天狗茸	このおくは　ましょとやたてる　てんぐだけ	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政7	601
17727	身を知て犬もかゞぬや捨茸	みをしって　いぬもかがぬや　すてきのこ	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政8	601
17728	初茸を手に植て見る小僧哉	はつたけを　てにうえてみる　こぞうかな	4秋	植物	きのこ	希杖本		601
17729	菜の虫ハ化して飛けり朝の月	なのむしは　ばかしてとびけり　あさのつき	4秋	動物	菜虫	句日記	文化5		最新
17730	羽根生へてな虫ハとぶぞ引がへる（蛙）	はねはえて　なむしはとぶぞ　ひきがえる	4秋	動物	菜虫	句日記	文化5		最新
17731	一株の芒をたのむ庵哉	ひとかぶの　すすきをたのむ　いおりかな	4秋	植物	芒（花芒　穂芒　尾花）				最新
17732	稲妻のおつるところや五十貌	いなずまの　おつるところや　ごじゅうがお	4秋	天文	稲妻				最新
17733	近づきの道連にさす新仏	ちかづきの　みちづれにさす　あらぼとけ	4秋	人事	新仏		文政１０		一茶館
17734	さつま芋一山三文枯の哉	さつまいも　ひとやまさんもん　かれのかな	4秋	植物	芋	句稿			一茶館
17735	糸芒露のよすがの秋の暮	いとすすき　つゆのよすがの　あきのくれ	4秋	時候	秋の暮	小升屋		13	新1
17736	けふの月あなたもさ程いそがしき	きょうのつき　あなたもさほど　いそがしき	4秋	天文	月	真蹟集		16	新９９
17737	あさがほや花に恥たる膝がしら	あさがおや　はなにはじたる　ひざがしら	4秋	植物	朝顔	真蹟		16	新１０６
17738	片かげは時雨る月の山路かな	かたかげは　しぐるるつきの　やまじかな	4秋	天文	月	郡山集		17	新１０８
17739	竹垣に鎰裂したる一葉かな	たけがきに　かぎさきしたる　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	発句集続編		19	新１６２
17740	朝顔や椽に茶瓶と煙草盆	あさがおや　たるきにちゃびんと　たばこぼん	4秋	植物	朝顔	発句集続編		19	新１６３