一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
18501	大草履ひたり～村時雨	おおぞうり　ひたりひたり　むらしぐれ	5冬	天文	時雨	文政句帖	文政7	629
18502	さい～に時雨直して大時雨	さいさいに　しぐれなおして　おおしぐれ	5冬	天文	時雨	文政句帖	文政7	629
18503	寺へ人を送りとゞけて行く時雨	てらへひとを　おくりとどけて　ゆくしぐれ	5冬	天文	時雨	文政句帖	文政7	629
18504	独寝の足しにふりけり小夜時雨	ひとりねの　たしにふりけり　さよしぐれ	5冬	天文	時雨	文政句帖	文政7	629
18505	降直しなをして曲り時雨哉	ふりなおし　なおしてまがり　しぐれかな	5冬	天文	時雨	文政句帖	文政7	629
18506	山柴の秤にかゝる時雨哉	やましばの　はかりにかかる　しぐれかな	5冬	天文	時雨	文政句帖	文政7	629
18507	二時雨並んで来るや門の原	ふたしぐれ　ならんでくるや　かどのはら	5冬	天文	時雨	文政句帖	文政8	629
18508	曲り所に出つ合せたる時雨哉	まがりどに　でっくわせたる　しぐれかな	5冬	天文	時雨	文政句帖	文政8	629
18509	かけがねの真赤(に)錆て時雨哉	かけがねの　まっかにさびて　しぐれかな	5冬	天文	時雨	自筆本		629
18510	鶏頭の立往生や村時雨	けいとうの　たちおうじょうや　むらしぐれ	5冬	天文	時雨	自筆本		629
18511	しぐるゝや逃る足さへちんば鶏	しぐるるや　にげるあしさえ　ちんばどり	5冬	天文	時雨	自筆本		629
18512	鳴烏こんなしぐれのあらんとて	なくからす　こんなしぐれの　あらんとて	5冬	天文	時雨	文政版		630
18513	夜時雨やから呼されしあんま坊	やしぐれや　からよびされし　あんまぼう	5冬	天文	時雨	自筆本		630
18514	回りどに出つくはせたる時雨（哉）	まわりどに　でつくはせたる　しぐれかな	5冬	天文	時雨	句稿			一茶館
18515	時雨雲かゝるにはやき木曽ぢ哉	しぐれぐも　かかるにはやき　きそじかな	5冬	天文	時雨雲	享和句帖	享和3	630
18516	時雨雲毎日かゝる榎哉	しぐれぐも　まいにちかかる　えのきかな	5冬	天文	時雨雲	享和句帖	享和3	630
18517	三度くふ旅もつたいな時雨雲	さんどくう　たびもったいな　しぐれぐも	5冬	天文	時雨雲	享和句帖	享和3	630
18518	而後何が出る時雨雲	しこうして　あとなにがでる　しぐれぐも	5冬	天文	時雨雲	七番日記	文化14	630
18519	なくな子ら時雨雲から鬼が出(る)	なくなこら　しぐれぐもから　おにがでる	5冬	天文	時雨雲	八番日記	文政2	630
18520	六ﾂﾞかしやちよとした山も時雨雲	むずかしや　ちょとしたやまも　しぐれぐも	5冬	天文	時雨雲	八番日記	文政3	630