一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
18841	降雪に草履で旅宿出たりけり	ふるゆきに　ぞうりでたびやど　でたりけり	5冬	天文	雪	樗堂俳諧集	寛政８	640
18842	五日月此世の雪も見惓てか	いつかづき　このよのゆきも　みあいてか	5冬	天文	雪	享和句帖	享和3	640
18843	海音は塀の北也夜の雪	うみおとは　へいのきたなり　よるのゆき	5冬	天文	雪	享和句帖	享和3	640
18844	七りんの門も旭や草の雪	しちりんの　かどもあさひや　くさのゆき	5冬	天文	雪	享和句帖	享和3	640
18845	杖かりし夜はおとゝしよ門の雪	つえかりし　よはおととしよ　かどのゆき	5冬	天文	雪	享和句帖	享和3	640
18846	隣からわろくいはれし松の雪	となりから　わろくいわれし　まつのゆき	5冬	天文	雪	享和句帖	享和3	640
18847	火嫌いも親ゆづり也門の雪	ひぎらいも　おやゆづりなり　かどのゆき	5冬	天文	雪	享和句帖	享和3	640
18848	一人ふえ～けり草の雪	ひとりふえ　ひとりふえけり　くさのゆき	5冬	天文	雪	享和句帖	享和3	640
18849	夜～の雪を友也菜雑水	よるよるの　ゆきをともなり　なぞうすい	5冬	天文	雪	享和句帖	享和3	640
18850	風袋やぶれかぶれの粉雪哉	かざぶくろ　やぶれかぶれの　こゆきかな	5冬	天文	雪	文化句帖	文化1	640
18851	それがしも雪を待夜や欠土鍋	それがしも　ゆきをまつよや　かけどなべ	5冬	天文	雪	文化句帖	文化1	640
18852	寝たなりは桜としれしけさの雪	ねたなりは　さくらとしれし　けさのゆき	5冬	天文	雪	文化句帖	文化1	641
18853	降雪にもつたいなくも枕哉	ふるゆきに　もったいなくも　まくらかな	5冬	天文	雪	文化句帖	文化1	641
18854	ふるは雪隣りも同じ手鍋也	ふるはゆき　となりもおなじ　てなべなり	5冬	天文	雪	文化句帖	文化1	641
18855	雪の日も蒙求しらぬ雀哉	ゆきのひも　もうぎゅうしらぬ　すずめかな	5冬	天文	雪	文化句帖	文化1	641
18856	じつとして雪をふらすや牧の駒	じっとして　ゆきをふらすや　まきのこま	5冬	天文	雪	文化句帖	文化1	641
18857	捨扶持を寝て見る雪の夕哉	すてぶちを　ねてみるゆきの　ゆうべかな	5冬	天文	雪	文化句帖	文化2	641
18858	只居ればおるとて雪の降にけり	ただおれば　おるとてゆきの　ふりにけり	5冬	天文	雪	文化句帖	文化2	641
18859	なりものゝ御停止解る夜の雪	なりものの　ごちょうじとける　よるのゆき	5冬	天文	雪	文化句帖	文化2	641
18860	唐の日枝迄登れ雪の笠	もろこしの　ひえまでのぼれ　ゆきのかさ	5冬	天文	雪	文化句帖	文化2	641