一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
18921	後～は鬼も作らず町の雪	あとあとは　おにもつくらず　まちのゆき	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18922	後～は雪とも云ず成にけり	あとあとは　ゆきともいわず　なりにけり	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18923	うら壁やしがみ付たる貧乏雪	うらかべや　しがみついたる　びんぼうゆき	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18924	うら壁にしがみつきけり貧乏雪	うらかべに　しがみつきけり　びんぼうゆき	5冬	天文	雪	文政句帖	文政8	643	異
18925	大家の夜なべ盛りや雪つもる	おおいえの　よなべさかりや　ゆきつもる	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18926	ちよんぼりと雪の明りや後架道	ちょんぼりと　ゆきのあかりや　こうかみち	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18927	徳利の土間に転げてけさの雪	とっくりの　どまにころげて　けさのゆき	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18928	ともに見るはづでありしよ松の雪	ともにみる　はずでありしよ　まつのゆき	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18929	鍋の尻ほしておく也雪の上	なべのしり　ほしておくなり　ゆきのうえ	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18930	人の親のまだ夜なべ也夜(の)雪	ひとのおやの　まだよなべなり　よるのゆき	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18931	雪ちりてとろ～御堂参哉	ゆきちりて　とろとろみどう　まいりかな	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18932	雪ちるやきのふ出来たる湯(の)烟	ゆきちるや　きのうできたる　ゆのけぶり	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18933	雪ちるやしかもしなのゝおく信濃	ゆきちるや　しかもしなのの　おくしなの	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18934	雪ちるや巣戻りしたるあんま笛	ゆきちるや　すもどりしたる　あんまぶえ	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18935	雪ちるや卅日の闇を鳴烏	ゆきちるや　みそかのやみを　なくからす	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18936	雪の日や字を書習ふ盆(の)灰	ゆきのひや　じをかきならう　ぼんのはい	5冬	天文	雪	七番日記	文化14	643
18937	内は煤ぼたり～や夜の雪	うちはすす　ぼたりぼたりや　よるのゆき	5冬	天文	雪	七番日記	文政1	643
18938	日～や大雪小雪何のかのと	にちにちや　おおゆきこゆき　なんのかのと	5冬	天文	雪	七番日記	文政1	643
18939	雪ちりて犬の大門通り哉	ゆきちりて　いぬのだいもん　とおりかな	5冬	天文	雪	七番日記	文政1	643
18940	うら壁や貧乏雪のしつかりと	うらかべや　びんぼうゆきの　しっかりと	5冬	天文	雪	八番日記	文政2	643