一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19141	酒飯の掌にかゝるみぞれ哉	さかめしの　てのひらにかかる　みぞれかな	5冬	天文	みぞれ	享和句帖	享和3	650
19142	みぞれはく小尻の先の月よ哉	みぞれはく　こじりのさきの　つきよかな	5冬	天文	みぞれ	享和句帖	享和3	650
19143	夕みぞれ竹一本もむつかしき	ゆうみぞれ　たけいっぽんも　むつかしき	5冬	天文	みぞれ	享和句帖	享和3	650
19144	ゆで汁のけぶる垣根也みぞれふる	ゆでじるの　けぶるかきねや　みぞれふる	5冬	天文	みぞれ	享和句帖	享和3	650
19145	散みぞれ臼の湯気さへ見られけり	ちるみぞれ　うすのゆげさえ　みられけり	5冬	天文	みぞれ	文化句帖	文化3	650
19146	灯の洩る壁やみぞれの降処	ひのもれる　かべやみぞれの　ふるところ	5冬	天文	みぞれ	文化句帖	文化3	650
19147	飯の湯のうれしくなるやちるみぞれ	めしのゆの　うれしくなるや　ちるみぞれ	5冬	天文	みぞれ	文化句帖	文化3	650
19148	大菊のさんだらぼしをみぞれ哉	おおぎくの　さんだらぼしを　みぞれかな	5冬	天文	みぞれ	七番日記	文化10	650
19149	門番は足で掃寄るみぞれ哉	もんばんは　あしではきよする　みぞれかな	5冬	天文	みぞれ	七番日記	文化10	650
19150	門番が足で掃寄るみぞれ哉	もんばんが　あしではきよする　みぞれかな	5冬	天文	みぞれ	志多良		650	異
19151	?の戸に錆びついて夕みぞれ	せんのとに　さびついて　ゆうみぞれ	5冬	天文	みぞれ	発句題叢	文政3	650
19152	初霜や乞食の竈も一ながめ	はつしもや　こじきのくども　ひとながめ	5冬	天文	初霜	寛政句帖	寛政4	650
19153	初霜や蕎麦悔る人めづる人	はつしもや　そばくゆるひと　めづるひと	5冬	天文	初霜	寛政句帖	寛政4	650
19154	初霜や殺生石も一ながめ	はつしもや　せっしょうせきも　ひとながめ	5冬	天文	初霜	寛政句帖	寛政5	650
19155	初霜や茎の歯ぎれも去年迄	はつしもや　くきのはぎれも　きょねんまで	5冬	天文	初霜	文化句帖	文化3	650
19156	はつ霜や何を願ひの蛬	はつしもや　なにをねがいの　きりぎりす	5冬	天文	初霜	書簡	文化4	650
19157	はつ霜やかた衣かけてさす小舟	はつしもや　かたぎぬかけて　さすこぶね	5冬	天文	初霜	七番日記	文化8	650
19158	初霜の右は元三大師哉	はつしもの　みぎはげんさん　たいしかな	5冬	天文	初霜	七番日記	文化11	650
19159	はつ霜の草へもちよいと御酒哉	はつしもの　くさへもちょいと　おさけかな	5冬	天文	初霜	七番日記	文化12	650
19160	はつ霜や女の声のあびらうん	はつしもや　おんなのこえの　あびらうん	5冬	天文	初霜	七番日記	文化12	650