一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19161	はつ霜や並ぶ花売鉦たゝき	はつしもや　ならぶはなうり　かねたたき	5冬	天文	初霜	七番日記	文化12	650
19162	朝霜や肩絹かけて通る人	あさしもや　かたぎぬかけて　とおるひと	5冬	天文	霜	寛政句帖	寛政5	650
19163	煤わらもよし置く霜の麦畠	すすわらも　よしおくしもの　むぎばたけ	5冬	天文	霜	寛政句帖	寛政5	650
19164	朝霜に潮を散す宮居哉	あさしもに　うしおをちらす　みやいかな	5冬	天文	霜	寛政句帖	寛政６	650
19165	朝霜に野鍛冶が散火走る哉	あさしもに　のかじがちりび　はしるかな	5冬	天文	霜	寛政句帖	寛政６	650
19166	暁の霜に風呂屋が門をたゝく哉	あけのしもに　ふろやがもんを　たたくかな	5冬	天文	霜	寛政句帖	寛政６	650
19167	明の霜風呂屋が門をたゝく哉	あけのしも　ふろやがもんを　たたくかな	5冬	天文	霜	霜の会		650	異
19168	庵の霜まだ誰有てすむ事ぞ	いおのしも　まだだれありて　すむことぞ	5冬	天文	霜	しぐれの笠	寛政12	650
19169	一人前菜も青けりけさの霜	いちにんまえ　なもあおみけり　けさのしも	5冬	天文	霜	享和句帖	享和3	651
19170	起～に嚔の音や草の霜	おきおきに　くさめのおとや　くさのしも	5冬	天文	霜	享和句帖	享和3	651
19171	霜の夜や人待顔の素湯土瓶	しものよや　ひとまちがおの　さゆどびん	5冬	天文	霜	享和句帖	享和3	651
19172	掌に酒飯けぶる今朝の霜	てのひらに　さかめしけぶる　けさのしも	5冬	天文	霜	享和句帖	享和3	651
19173	としよりの高股立や今朝の霜	としよりの　たかももだちや　けさのしも	5冬	天文	霜	享和句帖	享和3	651
19174	大霜の古家も人の地内也	おおじもの　ふるやもひとの　じないなり	5冬	天文	霜	文化句帖	文化1	651
19175	淋しさは得心しても窓の霜	さびしさは　とくしんしても　まどのしも	5冬	天文	霜	文化句帖	文化1	651
19176	捨ぶちをいつ迄見べき夜の霜	すてぶちを　いつまでみべき　よるのしも	5冬	天文	霜	文化句帖	文化2	651
19177	春の夜のおもはくもあり夜の霜	はるのよの　おもわくもあり　よるのしも	5冬	天文	霜	文化句帖	文化2	651
19178	草の霜あはれことしも蹈そむる	くさのしも　あわれことしも　ふみそむる	5冬	天文	霜	文化句帖	文化3	651
19179	けさの霜の梅のこやしに何よけん	けさのしもの　うめのこやしに　なによけん	5冬	天文	霜	文化句帖	文化3	651
19180	酒呑まぬ家のむきあふ霜夜哉	さけのまぬ　いえのむきあう　しもよかな	5冬	天文	霜	文化句帖	文化3	651