一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19301	朝風のあの年をして寒の水	あさかぜの　あのとしをして　かんのみず	5冬	人事	寒の水	梅塵八番		665	異
19302	口切の日に点かけて過しけり	くちきりの　ひにてんかけて　すごしけり	5冬	人事	口切	梅塵八番		665	異
19303	炉開や拵へ通り夜の雨	ろひらくや　こしらえどおり　よるのあめ	5冬	人事	炉開き	自筆本		665	異
19304	炉を明て見てもやっぱり独哉	ろをあけて　みてもやっぱり　ひとりかな	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化13	666	異
19305	浅ましや皺顔見せになにはから	あさましや　しわがおみせに　なにはから	5冬	人事	顔見せ	自筆本		666
19306	すゝ竹も丸に這入らぬ庵哉	すすたけも　まるにはいらぬ　いおりかな	5冬	人事	煤掃	自筆本		667	異
19307	都鳥それにも煤をあびせけり	みやこどり　それにもすすを　あびせけり	5冬	人事	煤掃	松のしをり		667	異
19308	かくれ家や松の天窓のすゝもはく	かくれがや　まつのあたまの　すすもはく	5冬	人事	煤掃	自筆本		667	異
19309	浴るともあなたの煤ぞ本願寺	あびるとも　あなたのすすぞ　ほんがんじ	5冬	人事	煤掃	自筆本		667	異
19310	煤芥の天窓下しや梅つばき	すすごみの　あたまくだしや　うめつばき	5冬	人事	煤掃	希杖本別本		668	異
19311	ほの～゛と棚引すゝや寛永寺	ほのぼのと　たなびくすすや　かんえいじ	5冬	人事	煤掃	七番日記	文化14	668	異
19312	庵の煤嵐が掃て仕廻けり	いおのすす　あらしがはいて　しまいけり	5冬	人事	煤掃	自筆本		668	異
19313	庵の煤口にて吹て仕廻けり	いおのすす　くちにてふいて　しまいけり	5冬	人事	煤掃	七番日記	文政１	668	異
19314	庵の煤掃く真似（を）して仕廻けり	いおのすす　はくまねをして　しまいけり	5冬	人事	煤掃	七番日記	文政１	668	異
19315	煤掃て松も洗て三ヶの月	すすはいて　まつもあらいて　みかのつき	5冬	人事	煤掃	自筆本		668	異
19316	煤払の世話がなき身を涙かな	すすはらいの　せわがなきみを　なみだかな	5冬	人事	煤掃	梅塵八番		669	異
19317	煤はくも悪日になどゝむづかしや	すすはくも　あくひなどと　むづかしや	5冬	人事	煤掃	梅塵八番		669	異
19318	山里や四五年ぶりの煤払	やまざとや　しごねんぶりの　すすはらい	5冬	人事	煤掃	梅塵八番他		669	異
19319	故郷や四五年ぶりの煤払	ふるさとや　しごねんぶりんの　すすはらい	5冬	人事	煤掃	文政句帖		669
19320	節季候のむなしく見るや角田川	せきぞろの　むなしくみるや　すみだがわ	5冬	人事	節季候	文化句帖	文化3	670	異