一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19621	枯原や夫婦六部が捨念仏	かれはらや　ふうふろくぶが　すてねぶつ	5冬	地理	枯れ野	文政句帖	文政5	654
19622	清十郎が鉄砲かつぎて枯の哉	せいじゅうろうが　てっぽうかつぎて　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	文政句帖	文政6	654
19623	暁立の人の通りもかれの哉	あけだちの　ひとのとおりも　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	文政句帖	文政7	654
19624	枯原の隅に暖とい在所哉	かれはらの　すみにぬくとい　ざいしょかな	5冬	地理	枯れ野	文政句帖	文政7	654
19625	雉立て人おどろかすかれの哉	きじたちて　ひとおどろかす　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	文政句帖	文政7	654
19626	吹風に声も枯のゝ烏かな	ふくかぜに　こえもかれのの　からすかな	5冬	地理	枯れ野	文政句帖	文政7	654
19627	わら苞（の）豆麩かついでかれの哉	わらづとの　とうふかついで　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	文政句帖	文政7	654
19628	ぬくさうな門口見ゆる枯野哉	ぬくそうな　かどぐちみゆる　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	発句鈔追加		654
19629	山風やたのむ小藪も枯の原	やまかぜや　たのむこやぶも　かれのはら	5冬	地理	枯れ野	希杖本		655
19630	達磨忌や箒で書し不二の山	だるまきや　ほうきでかきし　ふじのやま	5冬	人事	達磨忌	七番日記	文化11	655
19631	達磨忌や傘さしかける梅の花	だるまきや　かささしかける　うめのはな	5冬	人事	達磨忌	七番日記	文化11	655
19632	達磨きやちんぷんかんを鳴ち鳥	だるまきや　ちんぷんかんを　なくちどり	5冬	人事	達磨忌	七番日記	文化11	655
19633	御取越飴でもちくふ夜也けり	おとりこし　あめでもちくふ　よるなりけり	5冬	人事	御取越	七番日記	文化12	655
19634	蛬穴に腰かけて御とり越	きりぎりす　あなにこしかけて　おとりこし	5冬	人事	御取越	七番日記	文化12	655
19635	?はからさはぎ也御とり越	こおろぎは　からさわぎなり　おとりこし	5冬	人事	御取越	七番日記	文化12	655
19636	手序にきせる磨くやおとり越	てついでに　きせるみがくや　おとりこし	5冬	人事	御取越	八番日記	文政3	655
19637	とつときの江戸画屏風や御取越	とつときの　えどがびょうぶや　おとりこし	5冬	人事	御取越	文政句帖	文政6	655
19638	いな声を真ねる子どもや御取越	いなこえを　まねるこどもや　おとりこし	5冬	人事	御取越	文政句帖	文政8	655
19639	踏ん付た飯いたゞくや御取越	ふんづけた　めしいただくや　おとりこし	5冬	人事	御取越	文政句帖	文政8	655
19640	御遅参はおく病神や大社	ごちさんは　おくびょうがみや　おおやしろ	5冬	人事	神の旅	七番日記	文化12	655