一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19921	つぐらから猫が面出すいろり哉	つぐらから　ねこがつらだす　いろりかな	5冬	人事	いろり	文政句帖	文政5	666
19922	としよりやいろり明りに賃仕事	としよりや　いろりあかりに　ちんしごと	5冬	人事	いろり	文政句帖	文政5	666
19923	ひだ山の入日横たふいろり哉	ひだやまの　いりひよこたふ　いろりかな	5冬	人事	いろり	文政句帖	文政5	666
19924	よこざには茶の子を居るいろり哉	よこざには　ちゃのこをすえる　いろりかな	5冬	人事	いろり	文政句帖	文政5	666
19925	顔見せや人の中より明烏	かおみせや　ひとのなかより　あけがらす	5冬	人事	顔見せ	七番日記	文化11	666
19926	皺顔も同じ並びぞ梅の花	しわがおも　おなじならびぞ　うめのはな	5冬	人事	顔見せ	七番日記	文化11	666
19927	世〔の〕中や皺顔見せになにはから	よのなかや　しわがおみせに　なにはから	5冬	人事	顔見せ	七番日記	文化11	666
19928	顔見せの顔もことしはいくつへる	かおみせの　かおもことしは　いくつへる	5冬	人事	顔見せ	七番日記	文化12	666
19929	顔見せや親〔の〕かたみの苦わらひ	かおみせや　おやのかたみの　にがわらい	5冬	人事	顔見せ	七番日記	文化12	666
19930	顔見せや声を合する天つ雁	かおみせや　こえをあわする　あまつかり	5冬	人事	顔見せ	七番日記	文化12	666
19931	顔見せや大な人のうしろから	かおみせや　おおきなひとの　うしろから	5冬	人事	顔見せ	文政句帖	文政6	666
19932	顔見せや人の天窓が邪魔になる	かおみせや　ひとのあまたが　じゃまになる	5冬	人事	顔見せ	文政句帖	文政6	666
19933	煤掃や琴もて居る梅の蔭	すすはきや　こともてすわる　うめのかげ	5冬	人事	煤掃	丁巳春遊	寛政９	666
19934	降雪もはりあひなれや葉竹売	ふるゆきも　はりあいなれや　はだけうり	5冬	人事	煤掃	文化句帖	文化1	666
19935	思ふさま鳩も鳴おれ煤もはく	おもうさま　はともなきおれ　すすもはく	5冬	人事	煤掃	文化句帖	文化2	666
19936	すゝ竹も皆は這入らぬやどり哉	すすたけも　みなははいらぬ　やどりかな	5冬	人事	煤掃	文化句帖	文化2	667
19937	すゝははき何と越路のしやくし達	すすははき　なんとこしぢの　しやくしたち	5冬	人事	煤掃	文化句帖	文化2	667
19938	夕月や松の天窓の煤もはく	ゆうづきや　まつのあまたの　すすもはく	5冬	人事	煤掃	文化句帖	文化2	667
19939	かつしかや煤の捨場も角田川	かつしかや　すすのすてばも　すみだがわ	5冬	人事	煤掃	文化句帖	文化3	667
19940	竹売の竹にもしばし雀哉	たけうりの　たけにもしばし　すずめかな	5冬	人事	煤掃	文化句帖	文化3	667