一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10601	御祝義の初声上る藪蚊哉	ごしゅうぎの　はつごえあげる　やぶかかな	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371
10602	桜迄悪く言する藪蚊哉	さくらまで　わるくいわする　やぶかかな	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371
10603	たのもしき夜の藪かもはつ音哉	たのもしき　よるのやぶかも　はつねかな	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371
10604	たのもしや夜の藪かもはつ音哉	たのもしや　よるのやぶかも　はつねかな	3夏	動物	蚊	梅塵八番		371	異
10605	年寄と見るや鳴蚊も耳の際	としよりと　みるやなくかも　みみのきわ	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371
10606	年寄と見るや鳴蚊の耳のそば	としよりと　みるやなくかの　みみのそば	3夏	動物	蚊	あつくさ		371	異
10607	年寄と見てや鳴蚊も耳のそば	としよりと　みてやなくかも　みみのそば	3夏	動物	蚊	文政版		371	異
10608	なむあみだ仏の方より鳴蚊哉	なむあみだ　ほとけのかたより　なくかかな	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371	異
10609	なむあみだ仏の方より暑かな	なむあみだ　ほとけのかたより　あつさかな	3夏	動物	蚊	梅塵八番		371
10610	閨の蚊の初出の声を焼れけり	ねやのかの　はつでのこえを　やかれけり	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371
10611	閨の蚊や初出の声に焼れける	ねやのかや　はつでのこえに　やかれける	3夏	動物	蚊	発句鈔追加		371	異
10612	閨の蚊のぶんとばかりに焼れけり	ねやのかの　ぶんとばかりに　やかれけり	3夏	動物	蚊	おらが春	文政2	371
10613	一つ蚊のだまつてしくり～哉	ひとつかの　だまってしくり　しくりかな	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371
10614	一つ蚊のだまりてしくり～哉	ひとつかの　だまりてしくり　しくりかな	3夏	動物	蚊	希杖本		371	異
10615	昼の蚊の隠るゝ程の藪も哉	ひるのかの　かくるるほどの　やぶもかな	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371
10616	夕空に蚊も初声をあげにけり	ゆうぞらに　かもはつごえを　あげにけり	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371
10617	庵の蚊の初出の声を上にけり	いおのかの　はつでのこえを　あげにけり	3夏	動物	蚊	八番日記	文政3	371
10618	大原や人珍らしと来る藪蚊	おおはらや　ひとめずらしと　くるやぶか	3夏	動物	蚊	梅塵八番	文政3	371
10619	思ふさま蚊に騒がせる番屋哉	おもうさま　かにさわがせる　ばんやかな	3夏	動物	蚊	梅塵八番	文政3	371
10620	壁に生る一本草や蚊のこもる	かべにはえる　いっぽんぐさや　かのこもる	3夏	動物	蚊	八番日記	文政3	371