一茶の俳句データベース簡略表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	出典
18101	下戸の立たる蔵もなし年の暮	げこのたて　たるくらもなし　としのくれ	5冬	八番日記
18102	屁もひらず沈香もたかず年の暮	へもひらず　じんこうもたかず　としのくれ	5冬	八番日記
18103	行年や湯水につかふ金壱分	ゆくとしや　ゆみずにつかう　きんいちぶ	5冬	八番日記
18104	としも行けさゝら三八宿に有	としもゆけ　ささらさんぱち　やどにあり	5冬	文政句帖
18105	念仏のはかをやる也としの暮	ねんぶつの　はかをやるなり　としのくれ	5冬	文政句帖
18106	証文が物をいふぞよとしの暮	しょうもんが　ものをいうぞよ　としのくれ	5冬	文政句帖
18107	証文がもの云出やとしの暮	しょうもんが　ものいうでや　としのくれ	5冬	文政句帖
18108	風鈴やちんぷんかんのとしの暮	ふうりんや　ちんぷんかんの　としのくれ	5冬	文政句帖
18109	風鑰のちんぷんかんのとしの暮	ふうりんの　ちんぷんかんの　としのくれ	5冬	自筆本
18110	待つものはさらになけれどとしの暮	まつものは　さらになけれど　としのくれ	5冬	文政句帖
18111	おもしろや今としが行壁の穴	おもしろや　いまとしがゆく　かべのあな	5冬	文政句帖
18112	寝酒いざとし（が）行うと行まいと	ねざけいざ　としがいこうと　ゆくまいと	5冬	文政句帖
18113	のらくらもあればあるぞよとしの暮	のらくらも　あればあるぞよ　としのくれ	5冬	文政句帖
18114	仏土にも獄入有りけりとしの暮	ぶっどにも　ごくいりありけり　としのくれ	5冬	文政句帖
18115	行としはどこで爺を置去に	ゆくとしは　どこでじじいを　おきざりに	5冬	文政句帖
18116	あゝまゝ（よ）年（が）暮よとくれまいと	ああままよ　としがくれよと　くれまいと	5冬	文政句帖
18117	手枕や年（が）暮よとくれまいと	てまくらや　としがくれよと　くれまいと	5冬	文政句帖
18118	うつくしや年暮きりし夜の空	うつくしや　としくれきりし　よるのそら	5冬	文政句帖
18119	うつくしや年暮きうた夜の空	うつくしや　としくれきうた　よるのそら	5冬	発句鈔追加
18120	行としやかせぐに追つく貧乏神	ゆくとしや　かせぐにおいつく　びんぼうがみ	5冬	文政句帖