一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
11821	苔もあれ花の咲けり埋れ家	こけもあれ　はなのさきけり　うもれいえ	3夏	植物	苔の花	希杖本		409	異
11822	花さわぎせずことも哉深山苔	はなさわぎ　せずこともがな　みやまごけ	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政3	409
11823	青苔や入らざる花の咲かざらば	あおごけや　いらざるはなの　さかざらば	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政4	409
11824	御地蔵(の)膝も眼鼻も苔の花	おじぞうの　ひざもめはなも　こけのはな	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政4	409
11825	猫の寝た迹もつかぬぞ苔の花	ねこのねた　あともつかぬぞ　こけのはな	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政4	409
11826	冷やりと居り心や苔の花	ひいやりと　すわりごころや　こけのはな	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政4	409
11827	家根の苔花迄咲て落にけり	やねのこけ　はなまでさいて　おちにけり	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政4	409
11828	家の棟や烏が落す苔の花	やのむねや　からすがおとす　こけのはな	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政4	409
11829	夕陰や下手が植ても苔の花	ゆうかげや　へたがうえても　こけのはな	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政4	409
11830	老僧が塵拾ひけり苔の花	ろうそうが　ちりひろいけり　こけのはな	3夏	植物	苔の花	八番日記	文政4	409
11831	世を捨ぬ家に咲く也苔の花	よをすてぬ　いえにさくなり　こけのはな	3夏	植物	苔の花	文政句帖	文政5	409
11832	ことし竹真直に旭登りけり	ことしだけ　ますぐにあさひ　のぼりけり	3夏	植物	若竹	与播雑詠	寛政中	409
11833	麦刈の用捨もなしやことし竹	むぎかりの　ようしゃもなしや　ことしだけ	3夏	植物	若竹	享和句帖	享和3	410
11834	わか竹のおきんとすれば電り	わかだけの　おきんとすれば　いなびかり	3夏	植物	若竹	享和句帖	享和3	410
11835	邪魔にされ～つゝことし竹	じゃまにされ　じゃまにされつつ　ことしだけ	3夏	植物	若竹	七番日記	文化7	410
11836	邪魔にされ～けりことし竹	じゃまにされ　じゃまにされけり　ことしだけ	3夏	植物	若竹	文化三―八年句日記写	文化7	410	異
11837	せい出してそよげわか竹今のうち	せいだして　そよげわかだけ　いまのうち	3夏	植物	若竹	遺草	文化7	410
11838	そよげ～さら～(竹)のわかいうち	そよげそよげ　さらさらたけの　わかいうち	3夏	植物	若竹	七番日記	文化7	410
11839	そよげ～～わか竹今のうち	そよげそよげ　そよげわかだけ　いまのうち	3夏	植物	若竹	文化三―八写	文化7	410
11840	わか竹や是も若は二三日	わかだけや　これもわかきは　にさんにち	3夏	植物	若竹	七番日記	文化7	410