一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19521	藪原の一本大根引れけり	やぶはらの　いっぽんだいこん　ひかれけり	5冬	植物	大根	自筆本		725	異
19522	蛬其大根を今引くぞ	きりぎりす　そのだいこを　いまひくぞ	5冬	植物	大根	志多良他		725	異
19523	鳴雀其大根も今引ぞ	なきすずめ　そのだいこんも　いまひくぞ	5冬	植物	大根	発句題叢他		725	異
19524	大根で団十郎をする子哉	だいこんで　だんじゅうろうを　するこかな	5冬	植物	大根	自筆本		726	異
19525	尼寺や二人かゝつて大根引	あまでらや　ふたりかかって　だいこんひき	5冬	植物	大根	嘉永版		726	異
19526	藪原へ引捨られし大根哉	やぶはらへ　ひきすてられし　だいこんかな	5冬	植物	大根	梅塵八番		726	異
19527	我門や只四五本の大根蔵	わがかどや　ただしごほんの　だいこぐら	5冬	植物	大根	だん袋他		726	異
19528	四五本の大根引くも人手哉	しごほんの　だいこんひくも　ひとでかな	5冬	植物	大根	文政句帖	文政7	726	異
19529	北国やいろりの隅の葱畠	きたぐにや　いろりのすみの　ねぎばたけ	5冬	植物	ねぎ	文政句帖	文政7	727	異
19530	からめしにつんと立たる冬木哉	からめしに　つんとたちたる　ふゆきかな	5冬	植物	冬木	享和句帖	享和3	727	異
19531	古柳蛇ともならで枯にけり	ふるやなぎ　へびともならで　かれにけり	5冬	植物	枯れ柳	自筆本		728	異
19532	つの国の何と申も枯木立	つのくにの　なんともうすも　かれこだち	5冬	植物	冬木立ち	発句鈔追加		728	異
19533	楢（の）葉の朝からちるや豆腐桶	ならのはの　あさからちるや　とうふおけ	5冬	植物	木の葉	発句題叢他		728
19534	赤い（の）が先へもいるぞあの木の葉	あかいのが　さきへもいるぞ　あのこのは	5冬	植物	木の葉	句稿消息		729	異
19535	文字のある木の葉も降らん身延山	もじのある　このはもふらん　みのぶさん	5冬	植物	木の葉	七番日記	文政１	729	異
19536	文字のある木の葉散らん身延山	もじのある　このはちらん　みのぶさん	5冬	植物	木の葉	自筆本		729
19537	焚く程は手でかいて来る木の葉哉	たくほどは　てでかいてくる　このはかな	5冬	植物	木の葉	自筆本		730	異
19538	窓下へ足でおし寄す木（の）葉哉	まどしたへ　あしでおしよす　このはかな	5冬	植物	木の葉	自筆本		730	異
19539	門畠や猫をじやらしてとぶ木の葉	かどばたや　ねこをじゃらして　とぶこのは	5冬	植物	木の葉	梅塵八番		730	異
19540	上之上極上赤き木の葉かな	じょうのじょう　ごくじょうあかき　このはかな	5冬	植物	木の葉	発句鈔追加		730	異