一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19581	蜻蛉の社壇かりきる小春哉	とんぼうの　しゃだんかりきる　こはるかな	5冬	時候	小春（小六月）	あつくさ		18	新124
19582	寒しこゆし虱むつむつむつかしや	さむしこゆし　しらみむつむつ　むつかしや	5冬	時候	寒し（寒き日　寒き夜）	あつくさ		18	新125
19583	霜の夜や翌ハ～と壁の穴	しものよや　あすはあすはと　かべのあな	5冬	天文	霜	あつくさ		18	新126
19584	大霜の大道に散らす小袖哉	おおしもの　おおみちにちらす　こそでかな	5冬	天文	霜	あつくさ		18	新127
19585	ちるひとつ咲のも一つ帰り花	ちるひとつ　さくのもひとつ　かえりばな	5冬	植物	帰り花	梅双紙			新
19586	君が世や風治まりて山ねむる	きみがよや　かぜおさまりて　やまねむる	5冬	地理	冬の山	寛政句帖	寛政4	653
19587	筆頭でかぞへて見たる冬の山	ひっとうで　かぞえてみたる　ふゆのやま	5冬	地理	冬の山	七番日記	文化13	653
19588	遠方や枯野ゝ小家の灯の見ゆる	えんぽうや　かれののこいえの　ひのみゆる	5冬	地理	枯れ野	寛政句帖	寛政5	653
19589	逃水のにげかくれてもかれの哉	にげみずの　にげかくれても　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	与播雑詠	寛政中	653
19590	かくれ家に日のほか～とかれの哉	かくれがに　ひのほかほかと　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	653
19591	片袖に風吹通すかれの哉	かたそでに　かぜふきとおす　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	653
19592	枯野原あぢな方から夜が明る	かれのはら　あじなほうから　よがあくる	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	653
19593	草染の総の下迄かれの哉	くさぞめの　ふさのしたまで　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	653
19594	子七人さはぐかれのゝ小家哉	こしちにん　さわぐかれのの　こいえかな	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	653
19595	ざぶり～～雨ふるかれの哉	ざぶりざぶり　ざぶりあめふる　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	653
19596	近道はきらひな人や枯野原	ちかみちは　きらいなひとや　かれのはら	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	653
19597	鳥をとる鳥も枯のゝけぶり哉	とりをとる　とりもかれのの　けぶりかな	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	654
19598	虫除の札のひよろ～かれの哉	むしよけの　ふだのひよろひよろ　かれのかな	5冬	地理	枯れ野	享和句帖	享和3	654
19599	枯原の雨のひゞきし枕哉	かれはらの　あめのひびきし　まくらかな	5冬	地理	枯れ野	文化句帖	文化1	654
19600	小襖にかれのゝ雨のかゝる也	こぶすまに　かれののあめの　かかるなり	5冬	地理	枯れ野	文化句帖	文化1	654