一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
18661	初雪や故郷見ゆる壁の穴	はつゆきや　ふるさとみゆる　かべのあな	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化1	635
18662	初雪や山田のかゞし老もせず	はつゆきや　やまだのかがし　おいもせず	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化1	635
18663	初雪の降ともなしや角田川	はつゆきの　ふるともなしや　すみだがわ	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化2	635
18664	はつ雪やあ(さ)ぢが原のいなり好	はつゆきや　あさじがはらの　いなりずき	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化2	635
18665	はつ雪や家鴨の椀も朝のさま	はつゆきや　あひるのわんも　あさのさま	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化2	635
18666	はつ雪やいの字も引かぬ夕枕	はつゆきや　いのじもひかぬ　ゆうまくら	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化2	635
18667	はつ雪やかさい烏がう(か)れ鳴	はつゆきや　かさいからすが　うかれなき	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化2	635
18668	はつ雪や角力の櫓いつほどく	はつゆきや　すもうのやぐら　いつほどく	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化2	635
18669	初雪や淀の水屋も来る時分	はつゆきや　よどのみずやも　くるじぶん	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化2	635
18670	初雪や我家で見るはいく年目	はつゆきや　わがやでみるは　いくとしめ	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化2	635
18671	はつ雪の素湯乞食に出たりけり	はつゆきの　さゆこつじきに　でたりけり	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化3	635
18672	はつ雪やけぶり立るも世間向き	はつゆきや　けぶりたてるも　せけんむき	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化3	635
18673	はつ雪や田の雁ねぢる今の人	はつゆきや　たのかりねじる　いまのひと	5冬	天文	初雪	文化句帖	文化3	635
18674	はつ雪や何を願ひの蛬	はつゆきや　なにをねがいの　きりぎりす	5冬	天文	初雪	化三八写	文化６	635
18675	はつ雪をいま～しいと夕哉	はつゆきを　いまいましいと　ゆうべかな	5冬	天文	初雪	七番日記	文化7	635
18676	はつ雪が降とや腹の虫が鳴	はつゆきが　ふるとやはらの　むしがなく	5冬	天文	初雪	七番日記	文化7	635
18677	はつ雪のひつゝき安い皺手哉	はつゆきの　ひっつきやすい　しわでかな	5冬	天文	初雪	七番日記	文化7	635
18678	はつ雪や朝夷する門乞食	はつゆきや　あさえびすする　かどこじき	5冬	天文	初雪	七番日記	文化7	635
18679	はつ雪や犬なき里の屑拾ひ	はつゆきや　いぬなきさとの　くずひろい	5冬	天文	初雪	七番日記	文化7	635
18680	はつ雪やきのふと成し御上棟	はつゆきや　きのうとなりし　ごじょうとう	5冬	天文	初雪	七番日記	文化7	635