一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10341	初蛍なぜ引返スおれだぞよ	はつほたる　なぜひきかえす　おれだぞよ	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	362
10342	蛍籠惟光是へ召れけり	ほたるかご　これみつこれへ　めされけり	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	362
10343	煩悩の都出よ～はつ蛍	ぼんのうの　みやこでよでよ　はつほたる	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	362
10344	孤の我は光らぬ蛍かな	みなしごの　われはひからぬ　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	362
10345	呼声をはり合に飛蛍哉	よぶこえを　はりあいにとぶ　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	362
10346	我袖を草と思ふかはふ蛍	わがそでを　くさとおもうか　はうほたる	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	362
10347	我袖を草と思ふか追ふ蛍	わがそでを　くさとおもうか　おうほたる	3夏	人事	蛍	梅塵八番		363	異
10348	和ぼくせよ石山蛍せた蛍	わぼくせよ　いしやまほたる　せたほたる	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	363
10349	椀籠を上手に潜る蛍かな	わんかごを　じゅうずにくぐる　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政3	363
10350	幾しなの杖も木履も蛍哉	いくしなの　つえもぼくりも　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10351	馬の背の蛍ぱつぱ(と)掃れけり	うまのせの　ほたるぱっぱと　はかれけり	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10352	馬の背の蛍もぱつと掃れけり	うまのせの　ほたるもぱっと　はかれけり	3夏	人事	蛍	梅塵八番		363	異
10353	狗の押へて逃すほたるかな	えのころの　おさえてにがす　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10354	おれとして戸まどいをする蛍哉	おれとして　とまどいをする　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10355	かくれ家は蛍の休所哉	かくれがは　ほたるのやすみ　どころかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10356	来る蛍坊主天窓としらざるや	くるほたる　ぼうずあたまと　しらざるや	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10357	衣手にわざ(と)ならざる蛍かな	ころもでに　わざとならざる　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10358	初蛍仏の花にいくよ寝る	はつほたる　ほとけのはなに　いくよねる	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10359	一なぐれ目につく程の蛍哉	ひとなぐれ　めにつくほどの　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363
10360	枕にも足のうらにもほたる哉	まくらにも　あしのうらにも　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	363