一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
15801	枯た木に花を咲せよ屁ひり虫	かれたきに　はなをさかせよ　へひりむし	4秋	動物	放屁虫	八番日記	文政3	539
15802	ぶん～と虫も屁をひる山家哉	ぶんぶんと　むしもへをひる　やまがかな	4秋	動物	放屁虫	八番日記	文政3	539
15803	屁をひつてしやあ～として草の虫	へをひって　しゃあしゃあとして　くさのむし	4秋	動物	放屁虫	八番日記	文政3	539
15804	窓に来て鳴かはりかや屁ひり虫	まどにきて　なくかわりかや　へひりむし	4秋	動物	放屁虫	八番日記	文政3	539
15805	御仏の鼻の先にて屁ひり虫	みほとけの　はなのさきにて　へひりむし	4秋	動物	放屁虫	八番日記	文政3	539
15806	蝶とんぼ吹とばされつ屁ひり虫	ちょうとんぼ　ふきとばされつ　へひりむし	4秋	動物	放屁虫	八番日記	文政4	539
15807	あのやうに我(も)老しか秋のてふ	あのように　われもおいしか　あきのちょう	4秋	動物	秋の蝶	文化句帖	文化1	539
15808	ほうろく<日>の音にもまるや秋のてふ	ほうろくの　おとにもよるや　あきのちょう	4秋	動物	秋の蝶	文化句帖	文化2	539
15809	まふ蝶の其身の秋は見えぬ哉	まうちょうの　そのみのあきは　みえぬかな	4秋	動物	秋の蝶	文化句帖	文化5	539
15810	秋のてふかゞしの袖にすがりけり	あきのちょう　かがしのそでに　すがりけり	4秋	動物	秋の蝶	七番日記	文化10	540
15811	かい曲人にたよるや秋の蝶	かいまがり　ひとにたよるや　あきのちょう	4秋	動物	秋の蝶	七番日記	文化14	540
15812	辻風やぼた餅程な秋の蝶	つじかぜや　ぼたもちほどな　あきのちょう	4秋	動物	秋の蝶	七番日記	文化14	540
15813	野ゝ花もほしべり立て秋の蝶	ののはなも　ほしべりたちて　あきのちょう	4秋	動物	秋の蝶	七番日記	文化14	540
15814	のらくらもよい程にせよ秋の蝶	のらくらも　よいほどにせよ　あきのちょう	4秋	動物	秋の蝶	七番日記	文化14	540
15815	みの虫や鳴ながら朶にぶら下る	みのむしや　なきながらえだに　ぶらさがる	4秋	動物	蓑虫	西紀書込	寛政中	540
15816	蓑虫は蝶にもならぬ覚期哉	みのむしは　ちょうにもならぬ　かくごかな	4秋	動物	蓑虫	文化三―八写	文化６	540
15817	蓑虫や梅に下るはかれが役	みのむしや　うめにさがるは　かれがやく	4秋	動物	蓑虫	文化三―八写	文化６	540
15818	蓑虫や花に下るは己が役	むのむしや　はなにさがるは　おのがやく	4秋	動物	蓑虫	文化五六句記	文化６	540
15819	父恋しとてや蓑きて虫かせぐ	ちちこいし　とてやみのきて　むしかせぐ	4秋	動物	蓑虫	八番日記	文政4	540
15820	寝ぐらしや虫も蓑着(て)かせぐ世に	ねぐらしや　むしもみのきて　かせぐよに	4秋	動物	蓑虫	八番日記	文政4	540