一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
14121	川添や蝶も見へつゝ霧かゝる	かわぞえや　ちょうもみえつつ　きりかかる	4秋	天文	霧	文化句帖	文化2	486
14122	霧晴て胡麻殻からり～哉	きりはれて　ごまがらからり　からりかな	4秋	天文	霧	文化句帖	文化2	486
14123	草の家や霧がふは～蟹がはふ	くさのやや　きりがふわふわ　かにがはう	4秋	天文	霧	文化句帖	文化2	486
14124	草原やわらさへあれば霧かゝる	くさばらや　わらさえあれば　きりかかる	4秋	天文	霧	文化句帖	文化2	486
14125	そなた衆も何ぞ侍れうぢの霧	そなたしゅも　なにぞはんべれ　うじのきり	4秋	天文	霧	文化句帖	文化2	486
14126	なかんづく夜霧がかゝる芦火哉	なかんづく　よぎりがかかる　あしびかな	4秋	天文	霧	文化句帖	文化2	486
14127	一藪は別の夕霧かゝる也	ひとやぶは　べつのゆうぎり　かかるなり	4秋	天文	霧	文化句帖	文化2	486
14128	霧雨にあらのゝ百合のさへぬべし	きりさめに　あらののゆりの　さえぬべし	4秋	天文	霧	文化句帖	文化3
14129	霧雨に低くもならぬ葎哉	きりさめに　ひくくもならぬ　むぐらかな	4秋	天文	霧	文化句帖	文化3	486
14130	草原や(わが)袂より霧の立	そうげんや　わがたもとより　きりのたつ	4秋	天文	霧	連句稿裏書	文化4	486
14131	又しても晴そこなふや山の霧	またしても　はれそこなうや　やまのきり	4秋	天文	霧	連句稿裏書	文化4	486
14132	山霧や声うつくしき馬糞かき	やまぎりや　こえうつくしき　ばふんかき	4秋	天文	霧	文化三―八写	文化4	486
14133	霧雨や草木もとしのよるやうに	きりさめや　くさきもとしの　よるように	4秋	天文	霧	文化五六句記	文化5	486
14134	山寺や霧にまびれし鉋屑	やまでらや　きりにまびれし　かんなくず	4秋	天文	霧	文化五六句記	文化６	486
14135	夕暮や今売槇に霧の立	ゆうぐれや　いまうるまきに　きりのたち	4秋	天文	霧	七番日記	文化7	486
14136	うす霧の引からまりし垣ね哉	うすきりの　ひきからまりし　かきねかな	4秋	天文	霧	七番日記	文化8	486
14137	馬のせの桔梗かるかや霧はれぬ	うまのせの　ききょうかるかや　きりはれぬ	4秋	天文	霧	七番日記	文化8	487
14138	有明や浅間の霧が膳をはふ	ありあけや　あさまのきりが　ぜんをはう	4秋	天文	霧	七番日記	文化9	487
14139	朝～や茶がむまく成る霧おりる	あさあさや　ちゃがうまくなる　きりおりる	4秋	天文	霧	七番日記	文化10	487
14140	袖からも霧立のぼる山路哉	そでからも　きりたちのぼる　やまじかな	4秋	天文	霧	七番日記	文化10	487