一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
14921	夕鳴子一ツなつても寒き也	ゆうなるこ　ひとつなっても　さむきなり	4秋	人事	鳴子	文化句帖	文化3	512
14922	古び行窓の鳴子や命綱	ふるびゆく　まどのなるこや　いのちづな	4秋	人事	鳴子	文化三―八写	文化６	512
14923	我なして我つまづくや鳴子縄	われなして　われつまづくや　なるこなわ	4秋	人事	鳴子	七番日記	文化1２	512
14924	一等(に)秋も目出度く鳴子哉	いっとうに　あきもめでたく　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政5	512
14925	隅～”の秋も目出度く鳴子哉	すみずみの　あきもめでたく　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政5	512	異
14926	一方は茶をのめといふ鳴子哉	いっぽうは　ちゃをのめという　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政5	512
14927	狗の通るたんびに鳴子かな	えのころの　とおるたんびに　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政5	512
14928	追従に鳴子引く也物もらひ	ついしょうに　なるこひくなり　ものもらい	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政5	512
14929	鳴(子)など引てくらさん窓の雨	なるこなど　ひいてくらさん　まどのあめ	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政5	512
14930	寝咄の足でおり～鳴子哉	ねばなしの　あしでおりおり　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政5	512
14931	山里や水に引かせておく鳴子	やまざとや　みずにひかせて　おくなるこ	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政5	512
14932	打捨ておいてもひとり鳴子哉	うちすてて　おいてもひとり　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政6	512
14933	今の世(や)役なし川も鳴子哉	いまのよや　やくなしかわも　なるこかな	4秋	人事	鳴子	文政句帖	文政7	512
14934	陶と首つ引して田守かな	すえものと　くびっぴきして　たもりかな	4秋	人事	田守	文政句帖	文政5	513
14935	陶と首つ引してあじろ守	すえものと　くびっぴきして　あじろもり	4秋	人事	田守	文政句帖	文政7		新
14936	時より(が)やどり給（ふ）や田番小屋	ときよりが　やどりたまうや　たばんごや	4秋	人事	田守	文政句帖	文政5	513
14937	橋守の火を力也山田守	はしもりの　ひをちからなり　やまだもり	4秋	人事	田守	文政句帖	文政5	513
14938	人居ると見せる草履や田番小屋	ひといると　みせるぞうりや　たばんごや	4秋	人事	田守	文政句帖	文政5	513
14939	人ありと見せる草履や田番小屋	ひとありと　みせるぞうりや　たばんごや	4秋	人事	田守	文政版		513	異
14940	宿かりの夜這崩や田番小屋	やどかりの　よばいくずれや　たばんごや	4秋	人事	田守	文政句帖	文政5	513