一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10581	蚊柱も一本半のかきね哉	かばしらも　いっぽんはんの　かきねかな	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10582	蚊柱も横つ倒しの小道哉	かばしらも　よこっだおしの　こみちかな	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10583	来るからに蚊にもふるまふ寝酒哉	くるからに　かにもふるまう　ねざけかな	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10584	酒過し藪蚊やわあんわん～と	さけすごし　やぶかやわあん　わんわんと	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10585	野ゝ宮の神酒陶から出蚊哉	ののみやの　みきどくりから　でるかかな	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10586	柱事などして遊ぶ藪蚊哉	はしらごと　などしてあそぶ　やぶかかな	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10587	柱立などして遊ぶ藪蚊哉	はしらたつ　などしてあそぶ　やぶかかな	3夏	動物	蚊	希杖本		370	異
10588	一つ二つから蚊柱と成りにけり	ひとつふたつ　からかばしらと　なりにけり	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10589	へた～と酔倒たる藪蚊哉	へたへたと　よいだおれたる　やぶかかな	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10590	本堂にぎつしりつまる藪蚊哉	ほんどうに　ぎっしりつまる　やぶかかな	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10591	本堂の藪蚊や爪のたゝぬ程	ほんどうの　やぶかやつめの　たたぬほど	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10592	本堂の藪蚊や爪もたゝぬ程	ほんどうの　やぶかやつめも　たたぬほど	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370	異
10593	真直に蚊(の)くみ立し柱哉	まっすぐに　かのくみたてし　はしらかな	3夏	動物	蚊	七番日記	文政1	370
10594	旦の蚊の弥陀のうしろにかくれけり	あさのかの　みだのうしろに　かくれけり	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	370
10595	あばれ蚊のついと古井に忍びけり	あばれかの　ついとふるいに　しのびけり	3夏	動物	蚊	おらが春	文政2	370
10596	あばれ蚊のこそと古井に忍びけり	あばれかの　こそとふるいに　しのびけり	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	370	異
10597	蚊の声に馴てすや～寝る子哉	かのこえに　なれてすやすや　ねるこかな	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	370
10598	蚊もちらりほらり是から老が世ぞ	かもちらり　ほらりこれから　おいがよぞ	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	370
10599	蚊ちらりほらり是から老が世ぞ	かちらり　ほらりこれから　おいがよぞ	3夏	動物	蚊	あつくさ			異
10600	かはいらし蚊も初声ぞ～	かわいらし　かもはつごえぞ　はつごえぞ	3夏	動物	蚊	八番日記	文政2	371