一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19441	犬の子も追ふて行也雪礫	いぬのこも　おうてゆくなり　ゆきつぶて	5冬	人事	雪つぶて	七番日記	文化14	696	異
19442	大犬が尻でこぢるや雪莚	おおいぬが　しりでこぢるや　ゆきむしろ	5冬	人事	雪がこひ	自筆本		697	異
19443	冬籠る其夜に聞くや夜の雨	ふゆごもる　そのよにきくや　よるのあめ	5冬	人事	冬籠り	発句題叢		698	異
19444	はや～”と誰冬ごもる畑けぶり	はやばやと　たがふゆごもる　はたけぶり	5冬	人事	冬籠り	遺稿		698	異
19445	紅葉いろ～いつ古里の冬籠	もみじいろいろ　いつふるさとの　ふゆごもり	5冬	人事	冬籠り	文化三－八年句日記写	文化7	698	異
19446	柿の木に又罪作る冬籠	かきのきに　またつみつくる　ふゆごもり	5冬	人事	冬籠り	句稿消息		698	異
19447	指捨し柳の陰を冬ごもり	ゆびすてし　やなぎのかげを　ふゆごもり	5冬	人事	冬籠り	志多良他		698	異
19448	一畠菊も喰つゝ冬籠り	ひとはたけ　きくもくいつつ　ふゆごもり	5冬	人事	冬籠り	七番日記	文政１	699	異
19449	冬籠り悪（物）喰が上手なり	ふゆごもり　あくものぐいが　じょうずなり	5冬	人事	冬籠り	梅塵八番		699	異
19450	冬ごもりいか物喰を習かな	ふゆごもり　いかものぐいを　ならうかな	5冬	人事	冬籠り	書簡		699	異
19451	雪隠と背合せや冬籠	せっちんと　せなかあわせや　ふゆごもり	5冬	人事	冬籠り	文政句帖	文政5	700	異
19452	人誹る会も有也冬籠	ひとそしる　かいもあるなり　ふゆごもり	5冬	人事	冬籠り	文政句帖	文政7	700	異
19453	口の出したいが持病ぞ冬籠	くちのだし　たいがじびょうぞ　ふゆごもり	5冬	人事	冬籠り	文政句帖	文政7	700	異
19454	川風の真西吹く也大火鉢	かわかぜの　まにしふくなり　おおひばち	5冬	人事	火鉢	享和句帖		700	異
19455	けふも～竹に見とるゝ火桶哉	きょうもきょうも　たけにみとるる　ひおけかな	5冬	人事	火鉢	書簡		701	異
19456	店先や火鉢のふちのむら雀	みせさきや　ひばちのふちの　むらすずめ	5冬	人事	火鉢	自筆本		701	異
19457	草の戸やそなたが来ても欠け火桶	くさのとや　そなたがきても　かけひおけ	5冬	人事	火鉢	梅塵八番		701	異
19458	南天（と）並ぶが丘の火桶哉	なんてんと　ならぶがおかの　ひおけかな	5冬	人事	火鉢	梅塵八番		701	異
19459	大火鉢叉こなからの茶碗酒	おおひばち　またこなからの　ちゃわんざけ	5冬	人事	火鉢	梅塵八番		701	異
19460	日本を鵜呑顔して巨燵哉	にっぽんを　うのみがおして　こたつかな	5冬	人事	炬燵	自筆本		702	異