一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19481	納豆と同じ枕に寝たりけり	なっとうと　おなじまくらに　ねたりけり	5冬	人事	納豆	八番日記	文政4	710	異
19482	納豆の糸もよはるや日～に	なっとうの　いともよわるや　にちにちに	5冬	人事	納豆	梅塵八番		711	異
19483	親椀に竜も出さうなそば湯哉	おやわんに　りゅうもでそうな　そばゆかな	5冬	人事	そば湯	自筆本		711	異
19484	草のとや先蕎麦切をねだる客	くさのとや　まずそばきりを　ねだるきゃく	5冬	人事	そばがき	梅塵八番		711	異
19485	今の世は女もすゝるふくと哉	いまのよは　おんなもすする　ふくとかな	5冬	人事	鰒汁	文政句帖	文政8	712
19486	東ぢや女もすゝる鰒汁	あずまじや　おんなもすする　ふくとじる	5冬	人事	鰒汁	自筆本		712
19487	馬一人先へもどして鰒汁	うまひとり　さきへもどして　ふくとじる	5冬	人事	鰒汁	自筆本		712	異
19488	肩越に馬の覗くや鰒汁	かたごしに　うまののぞくや　ふくとじる	5冬	人事	鰒汁	句稿消息	文化10	712
19489	爰をせに紅葉ちりけり鰒汁	ここをせに　もみじちりけり　ふくとじる	5冬	人事	鰒汁	七番日記	文化10	712
19490	鰒汁や背にあてゝ箱根山	ふぐじるや　せにあてて　はこねやま	5冬	人事	鰒汁	自筆本		712	異
19491	鰒喰がうき名は松に立にけり	ふぐくいが　うきなはまつに　たちにけり	5冬	人事	鰒汁	自筆本		712	異
19492	鰒汁や侍部屋の大鼾	ふぐじるや　さむらいべやの　おおいびき	5冬	人事	鰒汁	文政句帖	文政7	712	異
19493	五十にして鰒の喰味をしる夜哉	ごじゅうにして　ふぐのしょくみを　しるよかな	5冬	人事	鰒汁	発句鈔追加		713	異
19494	あのものを十ばかりいふ鰒汁	あのものを　とおばかりいう　ふくとじる	5冬	人事	鰒汁	発句鈔追加		713	異
19495	鰒汁に人吹き込や広小路	ふぐじるに　ひとふきこむや　ひろこうじ	5冬	人事	鰒汁	自筆本		713	異
19496	夜～や鰒で生てる外員部屋	よるよるや　ふぐでいきてる　げいんべや	5冬	人事	鰒汁	自筆本		713	異
19497	夜～や鰒で生てゐる外員部屋	よるよるや　ふぐでいきている　げいんべや	5冬	人事	鰒汁	発句鈔追加		713	異
19498	人鬼の里へもどるやぬくめ鳥	ひとおにの　さとへもどるや　　ぬくめどり	5冬	動物	暖め鳥	梅塵八番他		714	異
19499	鶯やちつさな声で親をよぶ	うぐいすや　ちっさなこえで　　おやをよぶ	5冬	動物	笹鳴	発句鈔追加		714	異
19500	せい出してうぐひすと鳴けいこ哉	せいだして　うぐいすとなく　けいこかな	5冬	動物	笹鳴	自筆本		715	異