一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19541	おち葉してけそりと立や裸蔵	おちばして　けそりとたつや　はだかぐら	5冬	植物	落ち葉	自筆本		731	異
19542	捨（ら）るゝ迄とや姨のおち葉やく	すてらるる　までとやおばの　おちばやく	5冬	植物	落ち葉	自筆本		731	異
19543	おち葉して三日月ころのかきねかな	おちばして　みかづきころの　かきねかな	5冬	植物	落ち葉	遺稿		732	異
19544	今打し畑のさまなり散紅葉	いまうちし　はたけのさまなり　ちるもみじ	5冬	植物	散る紅葉	璧玉集		732	異
19545	散紅葉妹が小隅にかゝる哉	ちるもみじ　いもがこすみに　かかるかな	5冬	植物	散る紅葉	発句鈔追加		732	異
19546	一つかみ樽を拭たる紅葉哉	ひとつかみ　たるをふきたる　もみじかな	5冬	植物	神祭	梅塵八番		733	異
19547	一つかみ塗樽拭ふ紅葉哉	ひとつかみ　ぬりだるぬぐう　もみじかな	5冬	植物	神祭	おらが春		733
19548	少ちるうちや紅葉も拾はるゝ	すこしちる　うちやもみじも　ひろわるる	5冬	植物	神祭	梅塵八番		733	異
19549	霜がれや庇の上の茶天道	しもがれや　ひさしのうえの　ちゃてんどう	5冬	植物	霜枯れ	自筆本		734	異
19550	人顔も霜がれるなり巣鴨道	ひとがおも　しもがれるなり　すがもみち	5冬	植物	霜枯れ	梅塵八番		735	異
19551	霜がれや番屋に虱失せ薬	しもがれや　ばんやにしらみ　うせぐすり	5冬	植物	霜枯れ	文政句帖	文政5	735	異
19552	霜がれや戸に張る虱失せ薬	しもがれや　とにはるしらみ　うせぐすり	5冬	植物	霜枯れ	文政句帖	文政6	735
19553	朽桜なんのねげひを帰り花	くちざくら　なんのねがいを　かえりばな	5冬	植物	帰り花	書簡		736	異
19554	木瓜藪や切尽されて帰り花	ぼけやぶや　きりつくされて　かえりばな	5冬	植物	帰り花	八番日記	文政2	736	異
19555	木瓜の株刈尽されて帰り花	ぼけのかぶ　かりつくされて　かえりばな	5冬	植物	帰り花	嘉永版		736
19556	山木瓜や実をおり分て帰り花	やまぼけや　みをおりわけて　かえりばな	5冬	植物	帰り花	八番日記	文政2	736	異
19557	寒菊やとうふの声の大けぶり	かんぎくや　とうふのからの　おおけぶり	5冬	植物	寒菊	自筆本		737	異
19558	水仙の笠かりて寝る雀哉	すいせんの　かさかりてねる　すずめかな	5冬	植物	水仙	自筆本		737	異
19559	水仙や女きれなき御庵	すいせんや　おんなきれなき　おんいおり	5冬	植物	水仙	句稿消息		737	異
19560	水仙や垣にゆひ込むつくば山	すいせんや　かきにゆいこむ　つくばやま	5冬	植物	水仙	自筆本		737	異