一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17301	懐の猫が見てゐる一葉哉	ふところの　ねこがみている　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉			588
17302	三ヶ月の御若い顔や桐一葉	みかづきの　おわかいかおや　きりひとは	4秋	植物	桐一葉	文化三ー八写	文化7	588
17303	天の川流留りの―葉哉	あまのがわ　ながれどまりの　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17304	あらましに涼しく候と一葉哉	あらましに　すずしくそうろうと　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17305	きりー葉とてもの事に西方へ	きりひとは　とてものことに　さいほうへ	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17306	きり一葉二は三は四はせはしなや	きりひとは　ふたはみはよは　せわしなや	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17307	けさ程やこそりとおちてある一葉	けさほどや　こそりとおちて　あるひとは	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17308	御隠居に何ぞ書けとの一葉哉	ごいんきょに　なにぞかけとの　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17309	さをしかの角にかけたり一葉哉	さをしかの　つのにかけたり　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17310	念仏に拍子のつきし一葉哉	ねんぶつに　ひょうしのつきし　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17311	三ヶ月の細き際より一葉哉	みかづきの　ほそききわより　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化9	588
17312	大闇にやみを添たる一葉哉	おおやみに　やみをそえたる　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化11	588
17313	唐鳥の渡らぬ先へ一葉哉	からどりの　わたらぬさきへ　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化11	588
17314	桐の木やてきぱき散てつんと立	きりのきや　てきぱきちって　つんとたつ	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化11	588
17315	只一葉あたり八間目覚しぬ	ただひとは　あたりはっけん　めざましぬ	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化11	588
17316	寝た犬にふはとかぶさる一葉哉	ねたいぬに　ふわとかぶさる　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化11	588
17317	妹が子の引かつぎたる一葉哉	いもがこの　ひっかつぎたる　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化14	588
17318	鳴蝉も連てふはりと一葉哉	なくせみも　つれてふわりと　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文化14	588
17319	涼しさのたらぬ所へ一葉哉	すずしさの　たらぬところへ　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	句稿消息	文化中	588
17320	そつくりと蛙（の）乗し一葉哉	そっくりと　かわずののりし　ひとはかな	4秋	植物	桐一葉	七番日記	文政1	588