一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17361	渋柿と鳥も知て通りけり	しぶがきと　からすもしって　とおりけり	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	590
17362	京の児柿の渋さをかくしけり	きょうのこ　かきのしぶさを　かくしけり	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	590
17363	山柿も仏の目には甘からん	やまがきも　ほとけのめには　あまからん	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	590
17364	大柿のつぶれる迄も渋さ哉	おおがきの　つぶれるまでも　しぶさかな	4秋	植物	柿	八番日記	文政4	590
17365	大柿のつぶるゝ迄も渋さ哉	おおがきの　つぶるるまでも　しぶさかな	4秋	植物	柿	梅塵八番		590	異
17366	大～渋と柿盗人の笑哉	おおしぶと　かきぬすっとの　わらいかな	4秋	植物	柿	八番日記	文政4	590
17367	柿の木の番しがてらの隠居哉	かきのきの　ばんしがてらの　いんきょかな	4秋	植物	柿	八番日記	文政4	590
17368	柿の木の番しながらの隠居哉	柿の木の番しながらの隠居哉	4秋	植物	柿	梅塵八番		590	異
17369	柿の木の弓矢けおとす烏哉	かきのきの　ゆみやけおとす　からすかな	4秋	植物	柿	八番日記	文政4	590
17370	客ぶりや青柿渋くない～と	きゃくぶりや　あおがきしぶく　ないないと	4秋	植物	柿	八番日記	文政4	590
17371	渋柿もあれば苦になる夜さり哉	しぶがきも　あればくになる　よさりかな	4秋	植物	柿	八番日記	文政4	590
17372	渋柿はあれば苦になる夜さり哉	しぶがきは　あればくになる　よさりかな	4秋	植物	柿	梅塵八番		590	異
17373	栗柿は猿の薬礼でありしよな	くりがきは　さるのやくれいで　ありしよな	4秋	植物	柿	文政句帖	文政5	590
17374	さか柿烏の分ンは残しけり	さかがき　からすのぶんは　のこしけり	4秋	植物	柿	文政句帖	文政5	590
17375	つぶれ柿犬もかゞずに通りけり	つぶれがき　いぬもかがずに　とおりけり	4秋	植物	柿	文政句帖	文政5	590
17376	紅の柿が一山五文かな	くれないの　かきがひとやま　ごもんかな	4秋	植物	柿	文政句帖	文政6	590
17377	湯上りの拍子にすゝむ熟柿哉	ゆあがりの　ひょうしにすすむ　じゅくしかな	4秋	植物	柿	文政句帖	文政6	590
17378	柿の実や幾日ころげて麓迄	かきのみや　いくにちころげて　ふもとまで	4秋	植物	柿	嘉永版		590
17379	さあ来いと大口明しざくろ哉	さあこいと　おおぐちあけし　ざくろかな	4秋	植物	ざくろ	七番日記	文化11	590
17380	我味にかはらぬ柘榴あてがふぞ	わがあじに　かわらぬざくろ　あてがうぞ	4秋	植物	ざくろ	八番日記	文政3	590