一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17341	柿を見て柿を蒔けり人の親	かきをみて　かきをまきけり　ひとのおや	4秋	植物	柿	七番日記	文化7	589
17342	胡麻柿や丸でかぢりし時も有	ごまがきや　まるでかじりし　ときもあり	4秋	植物	柿	七番日記	文化7	589
17343	渋い柿灸をすへて流しけり	しぶいかき　やいとすえて　ながしけり	4秋	植物	柿	七番日記	文化１２	589
17344	浅ましや熟柿をしやぶる体たらく	あさましや　じゅくしをしやぶる　ていたらく	4秋	植物	柿	七番日記	文化13	589
17345	くやしくも熟柿仲間の坐につきぬ	くやしくも　じゅくしなかまの　ざにつきぬ	4秋	植物	柿	七番日記	文化13	589
17346	御所柿の渋い顔せぬ罪深	ごしょがきの　しぶいかおせぬ　つみふかし	4秋	植物	柿	七番日記	文化13	589
17347	渋柿をはむは鳥のまゝ子哉	しぶがきを　はむはからすの　ままこかな	4秋	植物	柿	七番日記	文化13	589
17348	高枝や渋柿一つなつかしき	たかえだや　しぶがきひとつ　なつかしき	4秋	植物	柿	七番日記	文化13	589
17349	生たりな柿のほぞ落する迄に	なったりな　かきのほぞおち　するまでに	4秋	植物	柿	七番日記	文化13	589
17350	庵の柿なり年もつもおかしさよ	いおのかき　なりどしもつも　おかしさよ	4秋	植物	柿	七番日記	文化14	589
17351	頬べたにあてなどするや赤い柿	ほほべたに　あてなどするや　あかいかき	4秋	植物	柿	八番日記	文政2	589
17352	頬べたにあてなどしたり赤い柿	ほほべたに　あてなどしたり　あかいかき	4秋	植物	柿	梅塵八番		589	異
17353	甘いぞよ豆粒程も柿の役	あまいぞよ　まめつぶほども　かきのやく	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	589
17354	甘いぞよ豆粒程でも柿の役	あまいぞよ　まめつぶほどでも　かきのやく	4秋	植物	柿	梅塵八番		589	異
17355	柿の木であえ（と）こたいる小僧哉	かきのきで　あいとこたへる　こぞうかな	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	589
17356	狙丸が薬礼ならん柿ふたつ	さるまろが　やくれいならん　かきふたつ	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	589
17357	師の坊は山へ童子は柿の木へ	しのぼうは　やまへどうじは　かきのきへ	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	589
17358	渋柿をこらへてくうや京の児	しぶがきを　こらえてくうや　みやこのこ	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	590
17359	渋い柿こらへてくうや京の児	しぶいかき　こらへてくうや　京の児	4秋	植物	柿	梅塵八番		590	異
17360	渋い所母が喰いけり山の柿	しぶいとこ　ははがくいけり　やまのかき	4秋	植物	柿	八番日記	文政3	590