一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17541	くり～と栗をふみ行流哉	くりくりと　くりをふみゆく　ながれかな	4秋	植物	栗	文化五六句記	文化６	596
17542	柴栗のえむといふ日もなかりけり	しばくりの　えむというひも　なかりけり	4秋	植物	栗	文化五六句記	文化６	596
17543	おち栗やきのふ（は）見えぬ茶呑橋	おちくりや　きのうはみえぬ　ちゃのみばし	4秋	植物	栗	七番日記	文化7	596
17544	大栗や漸とれば虫の穴	おおぐりや　ようやくとれば　むしのあな	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17545	からめては栗で埋りし御堀哉	からめては　くりでうまりし　おほりかな	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17546	草原や子にひろはする１つ栗	くさはらや　こにひろわする　ひとつくり	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17547	栗埋てはつ雪を待用意哉	くりうめて　はつゆきをまつ　よういかな	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17548	栗の峰ひたとおち込坐敷哉	くりのみね　ひたとおちこむ　ざしきかな	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17549	拾れぬ栗の見事よ大きさよ	ひろわれぬ　くりのみごとよ　おおきさよ	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17550	虫喰が一番栗ぞ一ばんぞ	むしくいが　いちばんぐりぞ　いちばんぞ	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17551	焼栗や吉次や三太むさし坊	やけぐりや　よしじやさんた　むさしぼう	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17552	山陰に心安げよ実なし栗	さんいんに　こころやすらげよ　みなしぐり	4秋	植物	栗	七番日記	文化10	596
17553	立田姫坐とり給へや杓子栗	たつたひめ　ざとりたまえや　しゃくしぐり	4秋	植物	栗	七番日記	文化１２	596
17554	我門の猫打栗よ～よ	わがもんの　ねこうつくりよ　うつくりよ	4秋	植物	栗	七番日記	文化１２	596
17555	我宿の猫打栗よ～よ	わがやどの　ねこうつくりよ　うつくりよ	4秋	植物	栗	七番日記	文化13	596	異
17556	翌ありと思ふや栗も一莚	あすありと　おもうやくりも　ひとむしろ	4秋	植物	栗	七番日記	文化13	596
17557	いけ栗や我塚も今あの通り	いけぐりや　わがつかもいま　あのとおり	4秋	植物	栗	七番日記	文化13	596
17558	大栗や旅人衆に拾はるゝ	おおぐりや　たびびとしゅうに　ひろわるる	4秋	植物	栗	七番日記	文化13	596
17559	け起（せ）ばみんな殻也栗のいが	けおこせば　みんなからなり　くりのいが	4秋	植物	栗	七番日記	文化13	596
17560	茹栗と一所に終るはなし哉	ゆでぐりと　いっしょにおわる　はなしかな	4秋	植物	栗	七番日記	文化13	596