一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19021	酒呑が祈り勝也貧乏雪	さけのみが　いのりかつなり　びんぼうゆき	5冬	天文	雪	文政句帖	文政8	646
19022	大門や雪に並べる飴おこし	だいもんや　ゆきにならべる　あめおこし	5冬	天文	雪	文政句帖	文政8	646
19023	ちいび～天の雪迄きゝん哉	ちいびちいび　てんのゆきまで　ききんかな	5冬	天文	雪	文政句帖	文政8	646
19024	隣から連小便や夜の雪	となりから　つれしょうべんや　よるのゆき	5冬	天文	雪	文政句帖	文政8	646
19025	雪ちるや一本草のひ(よ)ろ～と	ゆきちるや　いっぽんぐさの　ひょろひょろと	5冬	天文	雪	文政句帖	文政8	646
19026	雪と泥半分交の通り哉	ゆきとどろ　はんぶんまぜりの　とおりかな	5冬	天文	雪	文政句帖	文政8	646
19027	雪の日や堂にぎつしり鳩雀	ゆきのひや　どうにぎっしり　はとすずめ	5冬	天文	雪	文政句帖	文政8	646
19028	降る雪を払ふ気もなきかゞし哉	ふるゆきを　はらうきもなき　かがしかな	5冬	天文	雪	政九十句写	文政10	646
19029	ぬく～と雪にくるまる小家哉	ぬくぬくと　ゆきにくるまる　こいえかな	5冬	天文	雪	自筆本		646
19030	放ち雪走り入りたる木影ぞ哉	はなちゆき　はしりいりたる　こかげぞや	5冬	天文	雪	自筆本		646
19031	深雪へ犬よけけり通り道	ふかゆきへ　いぬよけけり　とおりみち	5冬	天文	雪	自筆本		646
19032	むこ入りの諷ひすみけりむらの雪	むこいりの　うたいすみけり　むらのゆき	5冬	天文	雪	真蹟		646
19033	むつかしやてつきり雪と見ゆる空	むつかしや　てっきりゆきと　みゆるそら	5冬	天文	雪	発句鈔追加		646
19034	むらの雪くち淋しきやけぶり立	むらのゆき　くちさびしきや　けぶりたて	5冬	天文	雪	真蹟		646
19035	雪ちるや脇から見たら栄耀駕	ゆきちるや　わきからみたら　えいようが	5冬	天文	雪	文政版		646
19036	雪の夜にむかふ(の)臼の谺哉	ゆきのよに　むこうのうすの　こだまかな	5冬	天文	雪	自筆本		646
19037	家陰や吹雪～の吹き溜り	いえかげや　ふぶきふぶきの　ふきだまり	5冬	天文	吹雪	寛政句帖	寛政６	646
19038	灯ちら～疱瘡小家の吹雪哉	あかりちらちら　もがさこいえの　ふぶきかな	5冬	天文	吹雪	寛政句帖	寛政６	646
19039	横壁のけんかたばみを吹雪哉	よこかべの　けんかたばみを　ふぶきかな	5冬	天文	吹雪	文化句帖	文化2	646
19040	大吹雪今やあざりの御帰か	おおふぶき　いまやあざりの　おかえりか	5冬	天文	吹雪	七番日記	文化11	646