一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19841	寒声に顔の売るや悪太郎	さむごえに　かおのうれるや　あくたろう	5冬	人事	寒声	文政句帖	文政7	663
19842	此程の梅にかまはず寒念仏	このほどの　うめにかまはず　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	文化句帖	文化3	663
19843	はづかしや喰て寝て聞寒念仏	はづかしや　くうてねてきく　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	文化句帖	文化3	663
19844	妹が子も（寒）念仏のもやう哉	いもがこも　かんねぶつの　もやうかな	5冬	人事	寒念仏	文化五六句記	文化5	663
19845	梅見るもむづかしき夜を寒念仏	うめみるも　むずかしきよを　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	文化五六句記	文化5	663
19846	かゝる夜に不二もとしよれ寒念仏	かかるよに　ふじもとしよれ　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	文化五六句記	文化5	663
19847	死所はどこの桜ぞ寒念仏	しにどこは　どこのさくらぞ　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	文化五六句記	文化5	663
19848	ふつゝかな我家へもむく寒念仏	ふつつかな　わがやへもむく　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	文化五六句記	文化5	663
19849	門の梅寒念仏に盗まれし	かどのうめ　かんねぶつに　ぬすまれし	5冬	人事	寒念仏	七番日記	文化10	663
19850	冴る夜や梅に（も）一ツ寒念仏	さえるよや　うめにもひとつ　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	七番日記	文化10	663
19851	須磨迄はうかれがてらや寒念仏	すままでは　うかれがてらや　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	七番日記	文化10	663
19852	大門やから戻りする寒念仏	おおもんや　からもどりする　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	七番日記	文化10	663
19853	一夜でも寒念仏のつもり哉	ひとよでも　かんねぶつの　つもりかな	5冬	人事	寒念仏	七番日記	文化10	663
19854	若い声と云れうばかり寒念仏	わかいこえと　いわれうばかり　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	七番日記	文化10	663
19855	けふぎりやはかやつて行く寒念仏	きょうぎりや　はかやつてゆく　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	七番日記	文化3	664
19856	はかやりや一文だけの寒念仏	はかやりや　いちもんだけの　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	七番日記	文化3	664
19857	垢つかぬうちは殊勝の寒念仏	あかつかぬ　うちはしゅしょうの　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	八番日記	文政2	664
19858	雨の夜やしかも女の寒念仏	あめのよや　しかもおんなの　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	八番日記	文政2	664
19859	一文に一ッづゝかよ寒念仏	いちもんに　ひとつづつかよ　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	八番日記	文政2	664
19860	今の世や連をつれたる寒念仏	いまのよや　れんをつれたる　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	八番日記	文政2	664