一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19901	化もせで開き通せしいろり哉	ばけもせで　ひらきとおせし　いろりかな	5冬	人事	炉開き	文化句帖	文化2	665
19902	炉を明てきたなく身ゆる垣根哉	ろをあけて　きたなくみゆる　かきねかな	5冬	人事	炉開き	文化句帖	文化2	665
19903	炉開て先はかざゝん紅葉哉	ろひらいて　まづはかざさん　もみじかな	5冬	人事	炉開き	文化句帖	文化3	665
19904	油桶そわかと開《ら》くいろり哉	あぶらおけ　そわかとひらく　いろりかな	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化10	665
19905	炉開やあつらへ通り夜の雨	ろひらくや　あつらへどおり　よるのあめ	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化10	665
19906	炉開や勧学院の鳩雀	ろひらくや　かんがくいんの　はとすずめ	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化10	665
19907	炉開やけん使がましや鳶の顔	ろひらくや　けんしがましや　とびのかお	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化10	665
19908	なむ大ひ～と明るいろり哉	なむだいひ　だいひとあける　いろりかな	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化11	665
19909	開く炉に峰の松風通ひけり	ひらくろに　みねのまつがぜ　かよいけり	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化11	666
19910	炉開や小判のはじの菊の花	ろひらくや　こばんのはじの　きくのはな	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化11	666
19911	炉開や例の通りの初時雨	ろひらくや　れいのとおりの　はつしぐれ	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化12	666
19912	ひとりだけほじくつておくいろり哉	ひとりだけ　ほじくっておく　いろりかな	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化12	666
19913	炉を明て見てもつまらぬ独哉	ろをあけて　みてもつまらぬ　ひとりかな	5冬	人事	炉開き	七番日記	文化12	666
19914	炉のはたやよべの笑ひがいとまごひ	ろのはたや　よべのわらいが　いとまごい	5冬	人事	いろり	真蹟	寛政11	666
19915	二人していろりの縁を枕哉	ふたりして　いろりのふちを　まくらかな	5冬	人事	いろり	七番日記	文化10	666
19916	朝つからかぢり付たるいろり哉	あさつから　かぢりついたる　いろりかな	5冬	人事	いろり	七番日記	文化13	666
19917	一尺の子があぐらかくいろり哉	いっしゃくの　こがあぐらかく　いろりかな	5冬	人事	いろり	七番日記	文化13	666
19918	いろはにほへとを習ふいろり哉	いろはにほ　へとをならう　いろりかな	5冬	人事	いろり	文政句帖	文政5	666
19919	掛取が土足ふみ込むいろり哉	かけとりが　どそくふみこむ　いろりかな	5冬	人事	いろり	文政句帖	文政5	666
19920	狙丸がよこ坐うけとるいろり哉	さるまろが　よこざうけとる　いろりかな	5冬	人事	いろり	文政句帖	文政5	666