一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10221	田所や馬がよんでも来る蛍	たどころや　うまがよんでも　くるほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化11	359	異
10222	露蒔ぞ逃尻するな初蛍	つゆまくぞ　にげじりするな　はつぼたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化11	359
10223	とぶ蛍卵の殻をかぞへるか	とぶほたる　たまごのからを　かぞえるか	3夏	人事	蛍	七番日記	文化11	359
10224	はつ蛍都の空はきたないぞ	はつぼたる　みやこのそらは　きたないぞ	3夏	人事	蛍	七番日記	文化11	359
10225	人声や大骨折てとぶ蛍	ひとごえや　おおぼねおって　とぶほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化11	359
10226	本町をぶらり～と蛍哉	もとまちを　ぶらりぶらりと　ほたるかな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化11	359
10227	行け蛍とく～人のよぶうちに	ゆけほたる　とくとくひとの　よぶうちに	3夏	人事	蛍	七番日記	文化11	359
10228	初蛍行け～人のよぶうちに	はつぼたる　ゆけゆけひとの　よぶうちに	3夏	人事	蛍	希杖本		359	異
10229	筏士が飯にかけたる蛍かな	いかだしが　めしにかけたる　ほたるかな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10230	筏士の飯にべつたり蛍かな	いかだしの　めしにべったり　ほたるかな	3夏	人事	蛍	文政句帖	文政7	359	異
10231	妹が子やじくねた形りでよぶ蛍	いもがこや　じくねたなりで　よぶほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10232	妹が子や横にじくねてよぶ蛍	いもがこや　よこにじくねて　よぶほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359	異
10233	牛のせを掃おろしたる蛍哉	うしのせを　はきおろしたる　ほたるかな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10234	馬の背を掃おろしたる蛍哉	うまのせを　はきおろしたる　ほたるかな	3夏	人事	蛍	八番日記	文政4	359	異
10235	狗も同じく出てよぶ蛍	えのころも　おなじくいでて　よぶほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10236	来る蛍おれが庵とあなどるか	くるほたる　おれがいおりと　あなどるか	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10237	小乙女にはこさせてとぶ蛍かな	さおとめに　はこさせてとぶ　ほたるかな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10238	小便の滝を見せうぞ来よ蛍	しょうべんの　たきをみせうぞ　こよほたる	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359
10239	巣乙鳥にはこさせてとぶ蛍かな	すつばめに　はこさせてとぶ　ほたるかな	3夏	人事	蛍	随斎筆紀	文化12	359
10240	それ～と親からさはぐ蛍哉	それそれと　おやからさわぐ　ほたるかな	3夏	人事	蛍	七番日記	文化12	359