一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
15121	松の木は子日めきたる新酒哉	まつのきは　ねのひめきたる　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文化句帖	文化2	518
15122	ことし酒先は葎のつゝがなき	ことしざけ　まずはむぐらの　つつがなき	4秋	人事	新酒	文化五六句記	文化６	518
15123	そば咲て菊もはら～新酒哉	そばさきて　きくもはらはら　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文化五六句記	文化６	518
15124	はや空しことし作（り）のかさい酒	はやむなし　ことしづくりの　かさいざけ	4秋	人事	新酒	文化五六句記	文化６	518
15125	生砂の砂にも呑す新酒哉	うぶすなの　すなにものます　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	八番日記	文政4	519
15126	かく(れ)家の手前作りも新酒哉	かくれがの　てまえづくりも　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	八番日記	文政4	519
15127	極楽に行かぬ果報やことし酒	ごくらくに　いかぬかほうや　ことしざけ	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政5	519
15128	八兵衛がは顔び笑やことし酒	はちべえが　はがんびわらいや　ことしざけ	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政5	519
15129	家並とて捨配する新酒哉	やなみとて　すてくばりする　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政5	519
15130	有てこまる家(は)いくつもしん酒樽	ありてこまる　いえはいくつも　しんしゅだる	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15131	ことし酒無かぶの呑手ふへる也	ことしざけ　むかぶののみて　ふえるなり	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15132	杉の葉を添へて配りししん酒哉	すぎのはを　そえてくばりし　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15133	造り人もうり人も一人しん酒哉	つくりても　うりてもひとり　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15134	釣棚に安置しておくしん酒哉	つりだなに　あんちしておく　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15135	三度から一度に来たるしん酒哉	みとこから　いちどにきたる　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15136	もろみにて一吹したるしん酒哉	もろみにて　ひとふきしたる　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15137	山おく(の)庵は手作（り）のしん酒哉	やまおくの　いおはてづくりの　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15138	行秋を輿でおくるや新酒屋	ゆくあきを　こしでおくるや　しんざかや	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政7	519
15139	神並におれが家へも新酒哉	かみなみに　おれがいえへも　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政8	519
15140	小言いひ～底たゝく新酒哉	こごといい　いいそこたたく　しんしゅかな	4秋	人事	新酒	文政句帖	文政8	519