一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17681	木末から猿がをしへる茸哉	こずえから　さるがおしへる　きのこかな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政2	600
17682	小坊主に高名されし茸哉	こぼうずに　こうみょうされし　きのこかな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政2	600
17683	五六人只一ッ也きの子がり	ごろくにん　ただひとつなり　きのこがり	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政2	600
17684	五六人只ひとつきりきの子がり	ごろくにん　ただひとつきり　きのこがり	4秋	植物	きのこ	梅塵八番		600	異
17685	猿の子に酒くれる也茸狩	さるのこに　さけくれるなり　きのこがり	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政2	600
17686	旅の子に酒くれる也茸狩	たびのこに　さけくれるなり　きのこがり	4秋	植物	きのこ	梅塵八番		600	異
17687	茸がりのから手でもどる騒かな	たけがりの　からてでもどる　さわぎかな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政2	600
17688	宿おりが笠にさげたる茸哉	やどおりが　かさにさげたる　きのこかな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政2	600
17689	余そ並につら並べけり馬糞茸	よそなみに　つらならべけり　まぐそだけ	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政2	600
17690	大茸馬糞も時を得たりけり	おおきのこ　まぐそもときを　えたりけり	4秋	植物	きのこ	発句題叢	文政3	600
17691	人をとる茸はたしてうつくしき	ひとをとる　きのこはたして　うつくしき	4秋	植物	きのこ	発句題叢	文政3	600
17692	狼の穴の中より鼠茸	おおかみの　あなのなかより　ねずみだけ	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17693	買茸とつたふりしてもどりけり	かいきのこ　とったふりして　もどりけり	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17694	茸をば付たりにしてさわぎ行	きのこをば　つけたりにして　さわぎいく	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17695	茸をば付たりにして騒ぎ哉	きのこをば　つけたりにして　さわぎかな	4秋	植物	きのこ	梅塵八番		600	異
17696	くらま山茸にさい（へ）も天狗哉	くらまやま　きのこにさえも　てんぐかな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17697	ころんでも掴で起る木の子哉	ころんでも　つかんでおきる　きのこかな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17698	尻もちをついて尻にも木の子哉	しりもちを　ついてしりにも　きのこかな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17699	茸がりの下手や一抱草の花	きのこがりの　へたやひとだき　くさのはな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17700	茸がりの下手や一把の草の花	きのこがりの　へたやいちわの　くさのはな	4秋	植物	きのこ	梅塵八番		600	異