一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
17701	天狗茸立けり魔所の入口に	てんぐだけ　たちけりましょの　いりぐちに	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17702	天狗茸立けり魔所の這入口	てんぐだけ　たちけりましょの　はいりぐち	4秋	植物	きのこ	文政句帖		600	異
17703	化されな茸も紅を付（て）出た	ばかされな　きのこもべにを　つけてでた	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	600
17704	化されな茸も紅をつけて出る	ばかされな　きのこもべにを　つけてでる	4秋	植物	きのこ	梅塵八番		600	異
17705	初茸を握りつぶして笑ふ子よ	はつたけを　にぎりつぶして　わらうこよ	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17706	初茸を?みつぶして笑ふ子よ	はつたけを　つかみつぶして　わらうこよ	4秋	植物	きのこ	梅塵八番		601	異
17707	初茸の無きづに出るやた袂から	はつたけの　なきずにでるや　たもとから	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17708	初茸や持遊び箱に壱ツ哉	はつたけや　もちあそびばこに　ひとつかな	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17709	初茸の持遊び箱に壱ツ哉	はつたけの　もちあそびばこに　ひとつかな	4秋	植物	きのこ	梅塵八番		601	異
17710	初茸や根こそげ取た迹が又	はつたけや　ねこそげとれた　あとがまた	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17711	初茸や根こそに取た跡に叉	はつたけや　ねこそにとれた　あとにまた	4秋	植物	きのこ	梅塵八番		601	異
17712	初茸や一ツは吾子が持遊び	はつたけや　ひとつはわこが　もちあそび	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17713	初茸や二人見付て粉みぢん	はつたけや　ふたりみつけて　こなみじん	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17714	初茸や二人見付てまあ～と	はつたけや　ふたりみつけて　まあまあと	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601	異
17715	初茸や踏みつぶしたをつぎて見る	はつたけや　ふみつぶしたを　つぎてみる	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17716	初茸や見付た者をつき倒し	はつたけや　みつけたものを　つきたおし	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17717	松茸や犬のだくなも嗅歩く	まつたけや　いぬのだくなも　かぎあるく	4秋	植物	きのこ	八番日記	文政4	601
17718	海見る芝に坐とるや焼菌	うみみゆる　しばにざとるや　やききのこ	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政5	601
17719	えんま王笑ひ菌をちと進れ	えんまおう　わらいきのこを　ちとまいれ	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政5	601
17720	茸狩女に勝をとられけり	たけがり　おんなにかちを　とられけり	4秋	植物	きのこ	文政句帖	文政5	601