一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
18821	赤菊やかれしと初雪ふりおとす	あかぎくや　かれしとはつゆき　ふりおとす	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政7	640
18822	はつ雪を乞食呼(は)り駅場哉	はつゆきを　こじきよばはり　たてばかな	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政7	640
18823	はつ雪を見かけて張るやせう(じ)穴	はつゆきを　みかけてはるや　しょうじあな	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政7	640
18824	はつ雪の降りぱなしなる家尻哉	はつゆきの　ふりぱなしなる　やじりかな	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政7	640
18825	はつ雪や捨る銭から先に立	はつゆきや　すてるぜにから　さきにたつ	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政7	640
18826	はつ雪や降りもかくれぬ犬の屎	はつゆきや　ふりもかくれぬ　いぬのくそ	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政7	640
18827	はつ雪や紅葉ぐるみに丸ﾒ捨	はつゆきや　もみじぐるみに　まるめすて	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政7	640
18828	うらの山雪ござつたぞはやゞと	うらのやま　ゆきござったぞ　はやばやと	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政8	640
18829	初雪を鳴出しけりせんき虫	はつゆきを　なきいだしけり　せんきむし	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政8	640
18830	初雪やころゝけぶるたばこ殻	はつゆきや　ころころけぶる　たばこがら	5冬	天文	初雪	文政句帖	文政8	640
18831	はつ雪にはやわらおとす雀哉	はつゆきに　はやわらおとす　すずめかな	5冬	天文	初雪	希杖本		640
18832	はつ雪や今行里の見へて降	はつゆきや　いまいくさとの　　みえてふる	5冬	天文	初雪	文政版		640
18833	はつ雪や腹拵へはけろり止	はつゆきや　はらごしらえは　けろりやむ	5冬	天文	初雪	自筆本		640
18834	山寺や雪の底なる鐘の声	やまでらや　ゆきのそこなる　かねのこえ	5冬	天文	雪	霞の碑	寛政２	640
18835	外は雪内は煤ふる栖かな	そとはゆき　うちはすすふる　すみかかな	5冬	天文	雪	寛政句帖	寛政4	640
18836	雪の山何を烏の親にあたふ	ゆきのやま　なにをからすの　おやにあたう	5冬	天文	雪	寛政句帖	寛政4	640
18837	黒雲や雪降る山を分登る	くろくもや　ゆきふるやまを　わけのぼる	5冬	天文	雪	寛政句帖	寛政5	640
18838	なりはひや雪に按摩の笛の声	なりわいや　ゆきにあんまの　ふえのこえ	5冬	天文	雪	寛政句帖	寛政5	640
18839	雪の朝や先隠居家へ作り道	ゆきのあさや　まづいんきょやへ　つくりみち	5冬	天文	雪	寛政句帖	寛政5	640
18840	追れ行人(の)うしろや雪明り	おわれいく　ひとのうしろや　ゆきあかり	5冬	天文	雪	西国紀行	寛政7	640