一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
11561	なでしこの行義に咲くや育がら	なでしこの　ぎょうぎにさくや　そだちがら	3夏	植物	撫子	八番日記	文政4	401
11562	なで(し)このなぜ折たぞよおれたぞよ	なでしこの　なぜおれたぞよ　おれたぞよ	3夏	植物	撫子	八番日記	文政4	401
11563	物陰にこつそり咲や小なでしこ	ものかげに　こっそりさくや　こなでしこ	3夏	植物	撫子	八番日記	文政4	401
11564	物陰にこそりと咲や小なでしこ	ものかげに　こそりとさくや　こなでしこ	3夏	植物	撫子	梅塵八番		401	異
11565	なでしこや人が作れば直ほそる	なでしこや　ひとがつくれば　すぐほそる	3夏	植物	撫子	文政句帖	文政5	401
11566	野なでしこ我儘咲が見事也	のなでしこ　わがままざきが　みごとなり	3夏	植物	撫子	文政句帖	文政5	401
11567	撫子やにくまれ草にはゝされる	なでしこや　にくまれそうに　ははされる	3夏	植物	撫子	発句集続篇		19	新１５０
11568	常夏に切割川原～哉	とこなつに　きりわるかわら　かわらかな	3夏	植物	常夏	西紀書込	寛政中	401
11569	薄べりにつとふ荵のしづく哉	うすべりに　つとうしのぶの　しずくかな	3夏	植物	釣り荵	西紀書込	寛政中	401
11570	水かけて夜にしたりけり釣荵	みずかけて　よにしたりけり　つりしのぶ	3夏	植物	釣り荵	七番日記	文化11	401
11571	荵売馬の下腹くゞりけり	しのぶうり　うまのしたばら　くぐりけり	3夏	植物	釣り荵	文政句帖	文政7	401
11572	釣らされて一期しまひぬ辷り?	つらされて　いちごしまいぬ　すべりひゆ	3夏	植物	辷りひゆ	七番日記	文化12	401
11573	犬蓼に流れ入けり土左衛門	いぬたでに　ながれいりけり　どざえもん	3夏	植物	蓼	文政句帖	文政5	401
11574	犬蓼のをん果に狂ふ川辺哉	いぬたでの　おんがにくるう　かわべかな	3夏	植物	蓼	文政句帖	文政5	401
11575	肴屋がうらと知れけり蓼畠	さかなやが　うらとしれけり　たでばたけ	3夏	植物	蓼	文政句帖	文政5	401
11576	肴屋の裏と見えけり蓼の花	さかなやの　うらとみえけり　たでのはな	3夏	植物	蓼	発句集続篇		401	異
11577	蓼の葉と掴で行や酒の銭	たでのはと　つかんでゆくや　さけのぜに	3夏	植物	蓼	文政句帖	文政5	401
11578	麻一本つんと延たる茨哉	あさいっぽん　つんとのびたる　いばらかな	3夏	植物	麻	享和句帖	享和3	401
11579	かきつばた烟かゝらぬ花もなし	かきつばた　けぶりかからぬ　はなもなし	3夏	植物	杜若	寛政三紀行	寛政３	401
11580	垣津旗よりあの虹は起りけん	かきつばた　よりあのにじは　おこりけん	3夏	植物	杜若	寛政句帖	寛政６	401