一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
19281	鳴鳥いの子の篝いかゞ見る	なくからす　いのこのかがり　いかがみる	5冬	人事	亥の子	自筆本		660	異
19282	町並に藪のかぢ屋も祭哉	まちなみに　やぶのかぢやも　まつりかな	5冬	人事	ふいご祭	発句題叢		660	異
19283	枝村の御講幟やお霜月	えだむらの　おこうのぼりや　おしもつき	5冬	人事	報恩講	梅塵八番		660	異
19284	杉箸で火をはさむ也夷講	すぎばしで　ひをはさむなり　えびすこう	5冬	人事	夷講	自筆本		661	異
19285	夜神楽や懐の子も手をたゝく	よかぐらや　ふところのこも　てをたたく	5冬	人事	里神楽（夜神楽）	自筆本		661	異
19286	ばか蔵も一役す也里神楽	ばかぞうも　いちやくすなり　さとかぐら	5冬	人事	里神楽（夜神楽）	自筆本		661	異
19287	山本や小ねぎ一人の里神楽	やまもとや　こねぎひとりの　さとかぐら	5冬	人事	里神楽（夜神楽）	梅塵八番		662	異
19288	翌は叉どこの月夜の里神楽	あすはまた　どこのつきよの　さとかぐら	5冬	人事	里神楽（夜神楽）	自筆本		662	異
19289	殊勝さや同じ瓢もたゝき様	しゅしょうさや　おなじひさごも　たたきざま	5冬	人事	鉢たたき	自筆本		662	異
19290	寒垢離の背中に竜の披露哉	かんごりの　せなかにりゅうの　ひろうかな	5冬	人事	寒ごり（寒行）	嘉永版		662	異
19291	鶯の子の寒声や朝つから	うぐいすの　このさむごえか　あさつから	5冬	人事	寒習	自筆本		663	異
19292	若い声と云れうとてや寒念仏	わかいこえと　いわれうとてや　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	自筆本		663	異
19293	仕過るやはかやつて行く寒念仏	しすぎるや　はかやつていく　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	自筆本		664	異
19294	垢つかぬうちが殊勝の寒念仏	あかつかぬ　うちがしゅしょうの　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	梅塵八番		664	異
19295	一文に一つづゝ也寒念仏	いちもんに　ひとつづつなり　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	自筆本		664	異
19296	今の世や供を連れたる寒念仏	いまのよや　ともをつれたる　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	梅塵八番他		664	異
19297	つら役や不性～゛に寒念仏	つらやくや　ふしょうぶしょうに　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	希杖本		664	異
19298	つき合や不性～゛も寒念仏	つきあいや　ふしょうぶしょうも　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	梅塵八番		664
19299	一夜さはくせに成りけり寒念仏	ひとよさは　くせになりけり　かんねぶつ	5冬	人事	寒念仏	梅塵八番		664	異
19300	名代の寒水浴る鳥哉	めいだいの　かんすいあびる　からすかな	5冬	人事	寒の水	自筆本		665	異