一茶の俳句データベース詳細表示


詳細	発句（俳句）	読み	季題１	季題２	季題３	出典	年	備考１	備考２
10721	蠅はろふのもなぐさみや子の寝顔	はえわろう　のもなぐさみや　このねがお	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10722	蠅追ふ(も)又たのしいか子の寝顔	はえおうも　またたのしいか　このねがお	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374	異
10723	人一人蠅も一つや大座敷	ひとひとり　はえもひとつや　おおざしき	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10724	古郷は蠅すら人をさしにけり	ふるさとは　はえすらひとを　さしにけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	374
10725	古郷は蠅迄人をさしにけり	ふるさとは　はえまでひとを　さしにけり	3夏	動物	蠅	おらが春		374	異
10726	疫病神蠅もおわせて流しけり	やくびょうがみ　はえもおわせて　ながしけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	375
10727	疫病神蠅もおわせて送りけり	やくびょうがみ　はえもおわせて　おくりけり	3夏	動物	蠅	梅塵八番		375	異
10728	厄病神蠅も負はして流しけり	やくびょうがみ　はえもおわして　ながしけり	3夏	動物	蠅	嘉永版		375	異
10729	世がよくばも一つ留れ飯の蠅	よがよくば　もひとつとまれ　めしのはえ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政2	375
10730	草の葉や世(の)中よしと蠅さわぐ	くさのはや　よのなかよしと　はえさわぐ	3夏	動物	蠅	発句題叢	文政3	375
10731	群蠅や世の中よしと草そよぐ	むればえや　よのなかよしと　くさそよぐ	3夏	動物	蠅	真蹟		375	異
10732	長生の蠅よ蚤蚊よ貧乏村	ながいきの　はえよのみかよ　びんぼむら	3夏	動物	蠅	八番日記	文政3	375
10733	雨止ぞ立て行～笠の蠅	あめやむぞ　たちてゆけゆけ　かさのはえ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10734	老牛も蠅はらふ尾は持(に)けり	おいうしも　はえはらうおは　もちにけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10735	老の手や蠅を打さい逃た迹	おいのてや　はえをうつさい　にげたあと	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10736	おれとして須磨一見か笠の蠅	おれとして　すまいっけんか　かさのはえ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10737	もろともに須磨一見か笠の蠅	もろともに　すまいっけんか　かさのはえ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375	異
10738	おれとして須磨見に行か笠の蠅	おれとして　すまみにゆくか　かさのはえ	3夏	動物	蠅	発句鈔追加		375	異
10739	口明て蠅を追ふ也門の犬	くちあけて　はえをおうなり　かどのいぬ	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375
10740	そり立のつぶりを蠅に踏れけり	そりたての　つぶりをはえに　ふまれけり	3夏	動物	蠅	八番日記	文政4	375